片野坂知宏が語るJクラブのビルドアップ大全。F・マリノス、新潟、川崎、浦和…上手いクラブの“仕組み”大解剖!【後編】 2023年08月18日 18時00分 カテゴリ: インタビュー タグ : pickup • targmar • アルビレックス新潟 • ヴィッセル神戸 • ガンバ大阪 • 北海道コンサドーレ札幌 • 川崎フロンターレ • 横浜F・マリノス • 浦和レッズ Jクラブから引く手あまたと言われ、常に監督候補として名前が挙がる智将・片野坂知宏。現在はフリーで解説の仕事などをこなしている。「疑似カウンター」など先鋭的で精巧な戦術を編み出してきた頭脳に、今季のJリーグはどう見えているのか? 共進化するハイプレスとビルドアップをテーマに世界とJのトレンド、Jクラブのビルドアップの仕組み、面白いと感じるJのチームや選手、終盤戦の予想など、ときに戦術ボードを使いながら喉がかれるほどしゃべり倒
Jリーグと欧州サッカーの戦術的符合#3 世界中のサッカー映像が簡単に見られるようになった現在、欧州サッカーのトレンドは瞬く間に世界中に波及するようになった。もちろん、Jリーグも例外ではない。目の前の試合に勝つために「対策」を繰り返していけば、おのずと行き着く答えは同じ。ポジショナルプレーへの対抗策としてマンツーマンハイプレスを採用するチームが増えれば、それに対するビルドアップの外し方も研究されていくことになる。今特集では「Jリーグと欧州サッカーの戦術的符合」と題して、Jクラブの戦術(の一側面)と合致する欧州クラブを探してみたい。#3は、横浜F・マリノスの「進化したビルドアップ」とブライトンの「疑似カウンター」との共通点について、選手の証言も交えつつ検証してみよう。 J1連覇を目指す横浜F・マリノスは、さらなる進化を追い求め続けている。 今季前半戦は17試合を終えて11勝3分3敗で勝ち点36
毎度おなじみ、流浪のジェフサポいぬゆなです。最初に言っときますが、このnoteは23,437文字あるので常人は1ヵ月くらいかけてゆっくり読んでください。狂人は勝手にしてください。あと500円の有料設定してますが全文無料エリアにしてます。タダのモノにカネを払いたい狂人だけ払ってください。 さあ、2023年シーズンもJリーグはチェアマンがいろんな理由でブチギレられてたり、VAR機材車のブッキングミスで配車できずJ1が1試合だけJ2みたいになったり、限定ユニフォームの色がメインチームカラーと違うから気に入らねえ!という横断幕が乱れ飛んだり、監督未経験者をコーチから昇格させて勝ったり勝たなかったりしたりと例年通り楽しいサッカーリーグであるなあと思い日々楽しんでおります。 そんな中、とんでもないニュースが飛び込んできました。 ツイッターで、この雑コラにしか見えないリリース画像を目にしたとき、完全に釣
みなさんこんにちは。家本です。 8月7日のフロンターレ v マリノス戦は、日本を代表する両チームらしい本当に素晴らしい試合でした。得点も全てスーパーゴールでしたよね。そんな中、これまで見たこともないような美しい光景を目にしたので、note することにしました。 それは、74分の "アクシデント" から生まれました。 川崎Fのコーナーキックから遠野選手がシュートを打ってゴールキックになったとき、この試合を担当していた木村 博之主審が急に足を気にした素振りをみせました。 多くの選手がゴールキックに備えて陣形を整えようとする中、横浜FMの喜田選手はその異変にいち早く気づいて、木村主審に声をかけました。 喜田選手と会話をした木村主審は、直後に笛を吹いて試合を止めました。その後すぐに、川崎Fの小林選手が木村主審のもとへ歩み寄り、声をかけたり配慮ある仕草を見せているタイミングで、喜田選手は "木村主審
サッカー元日本代表監督のイビチャ・オシム氏(享年80)が1日、オーストリア・グラーツの自宅で亡くなった。オシム氏が2003年から指揮したジェフ市原(現千葉)、06年から指揮した日本代表でコーチを務めた小倉勉氏(55)がインタビューに応じた。思い出を明かすとともに「人を残してくれた」と日本サッカー界への貢献に感謝した。(聞き手・羽田 智之) ―03年1月29日、オシムさんは韓国・南海でキャンプをしていた市原に合流しました。第一印象は? 「実はそれ以前にお会いしています。02年の日韓ワールドカップで、オシムさんはFIFA(国際サッカー連盟)のテクニカルスタディーグループのメンバーとして来日していた。僕はベングロシュさん(元スロバキア代表監督、02年市原監督)についていたから、話したりはしなかったけど、体の大きな、眼光鋭い方だなぁと思っていました。ジェフのチームに合流したのは夕食の時だったと思い
11月27日、J1・37節の川崎とG大阪の一戦が開催された等々力陸上競技場では興味深い実証実験が行なわれた。 題して「富士通presents循環型エコ食器利用の実証実験」。脱プラスチック及びサスティナブルな社会実現に向けての活動であり、要するに使い捨てのプラスチック容器に代えて、使用後に肥料や飼料に生まれ変わる「エコ食器」を使ってみようとの取り組みである。 実証実験が行なわれたのは等々力陸上競技場「フロンパーク内」のお馴染みの塩ちゃんこの販売ブース。100食限定の「循環型のエコ食器」は、カカオやコーヒー豆の皮などいわゆる“食品残さ”を活用して作られたもの。そのため容器として使用した後は、特別な工程を経て、たい肥化することが可能で、肥料や飼料に生まれ変わるというのだ。 昨今、社会問題として取り上げられるプラスチック利用の抑制、食品残さの減量、CO2排出量削減(エコ食器はプラスチック容器の約半
Jリーグは12月4日、J1最終節を迎える。日産スタジアムでは、2位の横浜F・マリノスと連覇を達成した王者の川崎フロンターレが激突。すでに雌雄は決しているが、22得点で得点王レースの首位に並び立つ横浜の前田大然と川崎のレアンドロ・ダミアンの争いに大きな注目が集まっている。 『サッカーダイジェストWeb』では、Jリーグの各クラブでスカウティング担当を歴任し、2019年には横浜でチームや対戦相手を分析するアナリストとして、リーグ優勝にも貢献した杉崎健氏に、今回の横浜対川崎、そして前田対L・ダミアンの得点王争いにおける勝負のポイントを伺った。 確かな分析眼を持つプロアナリストは、注目の一戦をどう見るのか。予想布陣の解説とともに、両者のゴール傾向、横浜と川崎の敵陣局面での攻撃という4つの観点から見どころを語ってもらった。 ――◆――◆―― ●横浜F・マリノス 今季成績(37節終了時):2位 勝点78
(まずは初回の投稿から約8ヵ月の月日が経過してしまったことについてお詫びいたします。今後は頻度を上げてリーグの取り組みを中心にお伝えしていきます) 先日、明治安田生命J2リーグを制しチャンピオンの栄誉に輝いたジュビロ磐田の大津祐樹選手からこんなtweetが発信されました。 優勝してシャーレを掲げる時、その試合の18人しか入れないって制度。 怪我や累積が重なると参加できない。 18人だけではなくチーム全員でこの瞬間を共有したい。優勝する為にチームみんなで掴み取ったタイトルだからこそ、この制度が変わってくれると嬉しいなーって思ったので呟いてみてます。笑 pic.twitter.com/0UGJpWXPGK — 大津祐樹/Yuki Otsu (@yukiotsu23) November 30, 2021 Jリーグの広報担当として各カテゴリーで数十回の表彰対応をしてきましたが、選手からこうした疑問
【前編】2020ジェフユナイテッド千葉最終報告GK&DF&CMF【尹晶煥監督でもダメなら宮崎駿監督でも呼ぶしかないのでは】 さて、今年ももうシーズンが終わりますね。感染症の蔓延、過密日程、観客数の制限など異例尽くしのシーズンでしたが、何年か後には思い出になったりするのでしょうか。 やはりジェフユナイテッド千葉は今年も昇格できませんでした。11年連続昇格失敗です。薄々感じてはいましたが、いざ文字にするとすごい破壊力ですね、11年連続。11年連続出場とかは甲子園だったら強豪なんですが、昇格失敗だとタダの間抜けなチームですよね、悲しい話です。 というわけで、残り3試合ありますが、総括をしたいと思います。まだ試合があるじゃないか!最後まで諦めるな!というご意見もあるかと思いますが、順位は13位、首位との勝点差31、得点45、失点49というなんともアレな成績なので、ここから逆転昇格というのは法的措置
お久しぶりです。ヘンリーです。 第6弾目の今回は現在、ファン・ダイク問題で図らずも表に出てきてしまった、リバプールのSDであるマイケル・エドワーズについて、エコーの記事を基に紹介しようと思います。今回の記事の流れとしてはエドワーズの略歴を紹介し、その後にFSGが最近行っているチーム運営における各部門の細分化を紹介します。 その後にまとめとして、ファン・ダイクの移籍交渉におけるFSGの対応に一つの疑問が浮かんだため、今回の記事内容を踏まえながら考察したいと思っています。 最後の考察に関しては、完全に個人的な主観や妄想が入ってしまっていますので、流し読みくらいで軽く読んで頂ければ嬉しいです。 では、始めます。 1エドワーズはどのようなキャリアを送ってきたのか (トッテナムでエドワーズを重用した、レドナップ) ①略歴〜トッテナムまで〜 エドワーズはサウサンプトンで生まれました。彼はピーターバラ・
11年ぶりのJ1復帰に王手をかけている東京ヴェルディ。その躍進はスペイン人監督、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の手腕によるところが大きい。 【画像】イニエスタの愛妻も!「美人すぎる」ロシアW杯ビッグスターの妻&恋人たち ヨーロッパ出身の指揮官は得てして信頼するファミリーとともに仕事をするが、ロティーナ監督も右腕と言える同胞のイバン・パランカコーチをスペインから連れてきた。試合中、ヴェルディ・ベンチ前のテクニカルエリアでは、ロティーナ監督とイバンコーチが入れ替わり立ち替わりに指示を飛ばしている。いまやお馴染みの風景だ。 そしてもうひとり、そのふたりに替わって頻繁にテクニカルエリアに飛び出して声を張るスタッフの存在がある。通訳、ではない。通訳兼テクニカルアナリストだ。テクニカルアナリストは、昨季、通訳としてロティーナ監督とともにスペインからやってきた小寺真人(こてら・まなと)さんに、今季新た
何から記していいのか、正直わからない。書き手として、こんな定まりもない状態で筆を執るのは失格でもある。 ただ、彼がサッカー界で残してきた功績や存在感、そして個人的に彼に触れては感じてきた多くの感情や思いを考えると、やはり留まっていることはできなかった。 11月23日。久米一正氏が大腸がんのため亡くなった。63歳だった。 最後の役職は、清水エスパルスの取締役副社長兼GM。2003年から4年間強化部長を務めた古巣に、今年1月に返り咲いたばかりだった。 サッカーの世界では、知らない人間は“モグリ”と言われるような有名人。今回の訃報には、これまで深く関わり合ってきた吉田麻也や岡崎慎司ら、数多くのサッカー選手たちも哀悼の意を表している。 とはいえ世間的には知る人ぞ知る人間ではあるため、ここではこれまでの経歴を紹介しなければならない。 静岡県浜松市出身。中央大から1978年に日立製作所に入り、サッカー
(画像は産経ニュースより) 日本サッカー協会(以下、JFA)の田嶋会長は、ロシアワールドカップに勝つためだけに、この時点でハリルホジッチ氏を切ったわけではないだろう。 ハリルホジッチ氏から冷遇されかかっていた選手達からの直談判メールを受け、さらには電通そしてadidas、KIRIN等の大手スポンサーからの圧力、ハリルホジッチ氏を連れてきた霜田氏が協会から去り、電通の岩田氏が理事になったタイミング、その直後の解任劇。 Oh、いかにもわかりやすい。そこに政治的そしてビジネス的な力学が働いていたのだろうということは、容易に想像できる。 このことは他でも多く指摘されているし、でも実証はできないからこれ以上は言わないけど、まぁそういうことだよね。 それよりも 4月9日の記者会見で、田嶋会長が、ハリルホジッチ監督を解任した理由の中で言ったこと 「会長として、どんな時でも、日本サッカーの発展を考えないと
代表選手を集めることのできる時間を考えると、実質、ロシアワールドカップまで残り1か月もない段階でのハリルホジッチ監督の解任を驚きを持って受け止めた。何よりも選手が戸惑うだろう。「今更?」といった印象を拭えない。 私は、いつまでも選手選考をしていて、一向にチームのベースとなるメンバーを固めて成熟させていく作業に移らないハリルホジッチ監督の手法に疑問を感じて問題提起をしてきた。解任のタイミングは、2年前の9月にあったワールドカップのアジア最終予選の初戦でUAEに負けた時点、遅くとも昨年12月のEAFF E-1サッカー選手権で韓国に1-4と大敗した時点など、いくらでもあったはずだ。 最後の欧州遠征となる3月のマリ戦、ウクライナ戦を1分1敗で終え選手から不満の声が続出したことが最終的な解任の理由だったのかもしれないが、そこまでサッカー協会側とハリルホジッチ監督の間でチーム状況を改善するための議論が
サッカーW杯(ワールドカップ)で2度、日本代表を指揮した岡田武史氏(61)が「監督業」からの引退を決めていたことが8日、分かった。日本代表、Jリーグの監督就任に不可欠な資格、日本協会(JFA)公認S級コーチライセンスを返上したことが判明。W杯は日本が初出場した98年フランス大会と16強入りした10年南アフリカ大会、Jリーグでは横浜時代の03、04年に連覇した名将が去る。後進に道を譲り、会長を務めるJFL・FC今治の経営に軸足を置く。 日本で最も実績ある「岡田監督」が第一線を退く。まだ61歳と若く、世界ではここから脂が乗るとも言える年齢だが、日本代表、Jリーグの監督を務めるのに必要なS級ライセンスの更新を見送った。13年に中国・杭州緑城の監督を退いてから現場と距離を置いてきたが、正式に引退する。資格だけ維持しておく指導者も多い中、異例のS級“返還”。覚悟の表れだった。 岡田氏はこの日、事実関
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