先日発表された、米国映画最高作品に与えられる「アカデミー賞」。 下馬評通り「オッペンハイマー」が、主要部門総なめするような結果だった。 ナタリー:第96回アカデミー賞(2024年) オッペンハイマーという映画によって、再びフォーカスされることになったのが「原爆」であり、「第二次世界大戦」だったのではないだろうか? 元々米国の「原爆研究・開発」は、敵対国・ドイツに対する危機感によるところが大きかった。 ところが、米国の原爆実験成功の前に、ドイツは降伏をしてしまう。 既にムッソリーニ率いるイタリアも降伏をしている状態。 「三国同盟」の中で残っているのは、日本だけだった。 それだけではなく、米国にとって日本をターゲットにする「大義」もあった。 それが「パールハーバー奇襲」であり、日本が第二次世界大戦へと本格的参戦をしたことだった。 そのような歴史的背景を知りながら、日本人側目線で見る映画「オッペ