特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE 童話ですが、僕がこの本を手にとったのは17歳のとき。 僕の生死観を一変させた本です。 メーテルリンクの童話 「青い鳥」 名前だけ聞いたことがあるけど、実際に読んだことある人は少ないのではないでしょうか。ベルギーの劇作家、メーテルリンクの作品です。 主人公のチルチルとミチルの幼い兄妹が、幸せの青い鳥を探していくつもの世界をめぐる話です。 世界、といっても「思い出の国」や「夜の宮殿」、「未来の王国」など、幻想的な空想の世界を旅するのです。 しかし、この兄妹の旅は夢の中でのお話。 目が覚めると、実は幸せは身近にあったんだ。というお話です。 童話ではありふれたストーリー性なので、今ではあまり読まれることが多くないようです。 しかし、このありふれた童話の中に、僕の生死観を一変させた言葉があるのです。 印象に残っているのは青い鳥探しの旅ではな