【ワシントン=川合智之】米航空宇宙局(NASA)は地球によく似た太陽系外惑星7つを39光年先の宇宙で発見した。大きさは地球とほぼ同じで、一部には海が存在する可能性がある。生命に不可欠な水が液体の状態で存在すれば、地球外生命への期待が高まりそうだ。ベルギーのリエージュ大学などとの共同研究で、論文は英科学誌ネイチャー(電子版)に23日掲載される。みずがめ座の方角に39光年離れた恒星「トラピスト1」
【ワシントン=川合智之】米航空宇宙局(NASA)は地球によく似た太陽系外惑星7つを39光年先の宇宙で発見した。大きさは地球とほぼ同じで、一部には海が存在する可能性がある。生命に不可欠な水が液体の状態で存在すれば、地球外生命への期待が高まりそうだ。ベルギーのリエージュ大学などとの共同研究で、論文は英科学誌ネイチャー(電子版)に23日掲載される。みずがめ座の方角に39光年離れた恒星「トラピスト1」
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金星探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入することに成功しましたので、お知らせします。 姿勢制御用エンジン噴射後の探査機軌道の計測と計算の結果、「あかつき」は、金星周回周期約13日14時間、金星に最も近いところ(近金点)では高度約400km、金星から最も遠いところ(遠金点)では高度約44万kmの楕円軌道を、金星の自転と同じ方向に周回していることがわかりました。 現在、探査機の状態は正常です。 今後は搭載している科学観測機器である2μmカメラ(IR2)、雷・大気光カメラ(LAC)、超高安定発振器(USO)の立上げ及び機能確認を行います。既に機能確認済みの3つの観測機器(1μmカメラ(IR1)、中間赤外カメラ(LIR)、紫外イメージャ(UVI))と合わせて約3か月間の初期観測を行うとともに、軌道制御運用を行って徐々に金星を9日間程度で周回する
米航空宇宙局(NASA)が公開した太陽観測衛星「SOHO(Solar and Heliospheric Observatory)」が撮影した大きな黒点649から出る太陽フレアの画像(2004年8月19日公開、資料写真)。(c)AFP/NASA 【6月16日 AFP】太陽黒点の増減に周期があることは、よく知られているが、太陽活動が近く休止期に入る可能性があると、米ニューメキシコ(New Mexico)州ラスクルーセス(Las Cruces)で開かれた米国天文学会(American Astronomical Society、AAS)の太陽物理学部門の会合で、天文学者らが指摘した。 黒点が著しく減少する太陽活動の休止期は17世紀以来はじめてで、このような時期には、わずかだが地球の気温が低下する可能性がある。 数年前から天文学者たちは、太陽は2012年前後に激しいフレア活動や黒点増加がみられる活動
5月20日、アラバマ州ハンツビルにて開催された、第30回国際宇宙開発会議(International Space Development Conferece)にて、「はやぶさ」プロジェクトチームが、ナショナル・スペース・ソサエティ(National Space Society) から、フォン・ブラウン賞(Von Braun Award)を受賞しました。 受賞理由は、「初の太陽周回天体表面への往復と試料の帰還」(FIRST ROUND TRIP TO AND SAMPLE RETURN TO EARTH FROM THE SURFACE OF AN OBJECT IN SOLAR ORBIT)に成功したことです。 フォン・ブラウン博士は、旧ドイツから米国にわたり、アポロ計画を実現させた人物としてよく知られています。1971年に来日し、わが国初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げてまもなくの、鹿児
国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動を行う宇宙飛行士(2010年8月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/NASA TV 【2月18日 AFP】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟に人型ロボットを送り込む計画について、フィジビリティスタディ(実現可能性調査)を始めると発表した。 フィジビリティスタディを経て計画実施が決定されれば、2013年にもロボットをISSに送ることになる。 日本製のロボットはISSに滞在し、宇宙飛行士らが寝ている間など、マイクロブログのツイッター(Twitter)で地上と交信したり、写真を撮影したりする。ロボットは「おはよう」「おやすみ」などの簡単な言葉やISSの位置情報などをツイートすることができるという。 また、宇宙飛行士の表情や声の調子の変化を読み取り、ストレスレベルを分析する。得られたデータはストレ
宇宙ごみを漁網で一網打尽 広島の老舗とJAXA開発中 人工衛星の残骸など、地球の周りに増え続けて問題化している宇宙ごみに、長さ数キロの網をつけて大気圏に突入させ、燃やしてしまおうという試みが、広島県の老舗漁網メーカーと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の間で進められている。 昨年創業100周年を迎えた日東製網がJAXAと共同開発中の宇宙ごみ除去システム まず、金属で編んだ長さ数キロの導電性テザーと呼ばれる細長い網を捕獲衛星に積み、ロケットで打ち上げる。軌道に乗った後、衛星のロボットアームを使って宇宙ごみに網を取りつけ、アームの先端を切り離す。 網は地球のまわりを周回することによって電気を帯びる。これが地球の磁場と影響し合って、徐々に高度を下げさせる力となり、大気圏にごみごと再突入して、最終的に燃え尽きるという仕組み。ごみを移動させるのに、燃料が不要というメリットもある。 日東製網は創業15
金星を回る軌道への投入に失敗した宇宙航空研究開発機構の探査機「あかつき」は、エンジンの噴射口が割れて大部分が脱落した可能性が新たに出てきた。 燃料が正常に供給されずに異常燃焼が起き、噴射口が過熱して破損したと宇宙機構ではみている。噴射口の大部分が脱落していれば、進む力は低下するがまっすぐ進めるため、6年後の軌道投入に望みが出てくるという。 宇宙機構の分析では、探査機はエンジン噴射から2分32秒後に姿勢を崩し、まっすぐ進む力も低下した。しかし直後に、その力を取り戻している。 このデータをもとに専門家らは、まず高温燃焼でできた噴射口の亀裂からガスが噴き出して姿勢が崩れ、その亀裂がさらに進んで最終的に噴射口の大部分が脱落したと推定している。
宇宙航空研究開発機構は8日、金星に接近した後に通信ができにくくなった探査機「あかつき」について「軌道推定の結果、金星周回軌道への投入ができなかったことを確認しました。現在、調査対策チームを設置して、軌道投入に失敗した原因について調査中です」と発表した。 あかつきは7日朝、金星を回る軌道に入るためのエンジンを逆噴射をした直後に一時通信ができなくなった。緊急時に機体を回転して姿勢を安定させる「セーフホールドモード」に入ったことが確認された。通信速度が遅い非常用の通信で、あかつきの詳しい軌道や、機体状況の把握に時間がかかっていた。 あかつきは5月に鹿児島・種子島から打ち上げられた。半年かけて金星に到着。金星を回りながら、高速の風「スーパーローテーション」がなぜ吹いているのかなど、金星の大気を調べる計画だった。(東山正宜)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、はやぶさ搭載の帰還カプセルにより持ち帰られた、サンプル収納容器(※)からの微粒子の採集とカタログ化を進めています。 サンプルキャッチャーA室から特殊形状のヘラで採集された微粒子をSEM(走査型電子顕微鏡)にて観察および分析の上、1,500個程度の微粒子を岩石質と同定いたしました。更に、その分析結果を検討したところ、そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来であると判断するに至りました。 採集された微粒子のほとんどは、サイズが10ミクロン以下の極微粒子であるため取扱技術について特別なスキルと技術が必要な状況です。JAXAは、初期分析(より詳細な分析)のために必要な取扱技術と関連装置の準備を進めています。 ※ サンプル収納容器内部は、サンプルキャッチャーA室及びB室と呼ばれる2つの部屋に分かれています。 添付資料1:はやぶさ帰還カプセルの試料容器から
制限が撤廃され、通年でのロケット打ち上げが可能になる種子島宇宙センター。さびが目立つなど施設の老朽化が問題となっている(6月、本社ヘリから) 日本版の全地球測位システム(GPS)を可能にする準天頂衛星「みちびき」を搭載したH2Aロケット18号機が11日夜、打ち上げられる種子島宇宙センター(南種子町)。周辺海域の漁期に配慮し、年間190日間に限定されているロケット打ち上げについて、国や関係5県の漁協などは2011年度から制限を撤廃することで合意した。通年運用による人工衛星の受注増や波及効果に、県や地元・種子島の期待が高まっている。(小西慶幸) 文部科学省によると、制限はセンターがオープンする前年の1968年、政府と漁協の間で取り決めた。 打ち上げの際、進路にあたる海域は、危険防止のため漁船などの船舶が進入禁止となり、漁が出来ない。制限は漁の最盛期を避けるために設けられ、当初は90日間だったが
小惑星探査機「はやぶさ」の後継機となる「はやぶさ2」の開発が27日、政府の宇宙開発戦略本部で正式決定された。 はやぶさ2は地球と火星の間の軌道にある小惑星「1999JU3」を目指す。はやぶさが往復した小惑星「イトカワ」とは違い、有機物を多く含んでいるとみられ、試料採取に成功すれば生命の起源に迫れる可能性がある。 機体開発費は148億円。軌道の関係から2015年までに打ち上げないと到達が難しくなるため、来年度に開発予算が確保できるかが注目される。(行方史郎)
60億キロ・メートルの旅を終えて7年ぶりに地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが11月以降、全国各地で展示されることになった。 文部科学省の中川正春副大臣が4日、記者会見で明らかにした。 宇宙航空研究開発機構が今後、各地の科学館や博物館から展示企画を募り、施設を決める。カプセルの本体容器やパラシュートは実物を展示する。カプセルの耐熱カバーや小惑星「イトカワ」の微粒子が入っている可能性がある密閉容器は実物大模型で紹介する。 カプセルは相模原市や茨城県つくば市の施設で公開され、数時間待ちの行列が出来るほどの人気を集めた。今月15〜19日には東京・丸の内での展示が決まっている。
小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルを見る人たち=30日午前9時58分、神奈川県相模原市、川村直子撮影 小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの公開が30日、神奈川県の相模原市立博物館で始まった。小惑星「イトカワ」の砂が入っているかどうかの分析が進む採取容器を除き、すべての部品が公開されるとあって、時折雨脚が強くなる悪天候にもかかわらず、開館前から2千人以上が列を作った。公開は31日まで。8月2〜6日には茨城県つくば市、15〜19日には東京・丸の内でも公開される。 先頭に並んだのは、午前4時半に来た大阪府泉南市の会社員篠原正樹さん(39)。夏休みをとって青春18切符で上京し、昨晩は漫画喫茶に泊まった。「研究者やスタッフががんばって新しい技術を開発し、帰還するという結果を出したのはすごい」 午前9時半に開館すると、来場者は職員に「立ち止まらないでください」と促されながら、展示ケース
米国航空宇宙学会(AIAA)から、電気推進を駆使して宇宙往復ミッションを達成した事を評して、「はやぶさ」イオンエンジンチームに対して2010 Electric Propulsion Outstanding Technical Achievement Awardが授与されました。7月26日、米国ナッシュビルにて開催されたJoint Propulsion Conferenceの電気推進技術委員会の席上にていただいてまいりました。 電気推進の第一の応用範囲は「静止衛星の南北制御」ですが、宇宙科学に関わる分野ではなく、貢献の機会はありませんでした。次なる応用場面は「深宇宙探査」であり、ここに独自のイオンエンジンで先鞭を着けることができ、正直にうれしい気持ちです。第三の方向へも緒を見出すべく努力していきたいものです。 國中均(月惑星探査プログラムグループ・教授)
小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰ったカプセルに、微粒子が入っていたことが分かった。宇宙航空研究開発機構の関係者が、朝日新聞の取材に明らかにした。微粒子は地上で混入した可能性もあり、宇宙機構は成分を詳しく分析し、イトカワで採取できたものかを調べている。イトカワの物質なら、月以外の天体に着陸して試料を持ち帰った世界初の例となる。 カプセルは、特殊な装置の中で開封され、内部にあるサンプルキャッチャーと呼ばれる採取容器内で微粒子が見つかった。ただ、ごく微量だという。顕微鏡で観察しながら一粒ずつ分析する。 はやぶさは2005年11月にイトカワに着陸、試料採取装置は正常に作動しなかったが、着陸で舞い上がったほこりが採取できた可能性が指摘されていた。1ミリ以上の砂が入っていないことは、開封前のX線撮影でわかっている。 宇宙機構は今後、微粒子に含まれる同位体や結晶構造などから地
Author:岩谷文太 米国在住。ザ・コーヴ、シーシェパード、ダイレクトアクション、人体展と中国の人体闇市場、チベット、支那事変、ネットデマ検証など主にテーマを絞ったリサーチ。 最近の記事 【FOXニュースの研究所流出説報道③】中国を追求できない欧米の学界 (04/24) 【FOXニュースの研究所流出説報道②】2つの隠蔽工作 (04/10) 【FOXニュースの研究所流出説報道①】中国に委託されたウイルス改造研究 (03/07) 2020-21年度アップデート (09/07) 2019-20年度アップデート (09/23) 2018-19年度アップデート (09/01) 2017-18年度アップデート (05/01) OPSが『ザ・コーヴ』第二弾制作を画策 (01/02) 元シーシェパードの活動家が入国拒否 (06/02) 元シーシェパードの活動家が入管で再拘束か? (06/01) 【更新終
■編集元:ニュース速報板より「【速報!】 はやぶさが回収カプセルの切り離しに成功!! 無事おつかいを終える・・・(´;ω;`)」 1 イトヒキハゼ(関西地方) :2010/06/13(日) 20:12:13.14 ID:+tNlZKLA ?PLT(12072) ポイント特典 ソースはJAXAの生中継 http://hayabusa.jaxa.jp/live/ あとは、地球を振り返って写真を撮影する、最後のミッションだ・・・ ;; 続きを読む
(CNN) 欧州南天天文台は16日、太陽系外で初めて地球のような固い地表を持った惑星が見つかったと発表した。 この惑星「コロー7b」は地球から約500光年離れた一角獣座の中にある。欧州宇宙機関のコロー宇宙望遠鏡で2008年に発見され、スイスやドイツなど17の天文台が観測を続けてきた。 質量は地球の約5倍あり、太陽系外の惑星としてはこれまでに見つかった中で最小。数カ月にわたる観測を経て密度を測定した結果、ガスを主成分とする木星や土星のような惑星とは異なり、地球型の地表が確認されたという。 ただし恒星に極めて近い位置にあるため、昼間の気温はセ氏2000度超、夜間は同マイナス200度にもなり、とても生命が生きられるような環境ではないという。 恒星の周りを回る速度は地球の7倍で、一方の表面が常に恒星に面しており、熱を分散させるような大気も存在しないため、この表面は融解しているとみられる。 研究チー
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