1月22日、神戸市内の質素な教会で行われた「日曜礼拝」には、10名ほどの信者が集まっていた。女性牧師による説教、信者による賛美歌の合唱などが行われた後、フレンチブルドッグを抱いた男がひっそりと礼拝堂に入ってきた。 礼拝が終わった後、ゆっくりと壇上に立った男。信者は静まり返り、男の言葉を待っている。やつれた表情でマイクを握ると、男は極めて小さい声でボソボソと語り始めた――。 昨年12月8日、覚醒剤取締法違反の疑いで、神戸市内の教会で牧師を務めていた男が兵庫県警に逮捕された。牧師が覚醒剤を使用したという事実もさることながら、男の経歴もクローズアップされ、事件は大きな話題を呼んだ。 「逮捕されたのは森康彦(64)という人物です。もともとは指定暴力団の幹部だったそうですが、40代で組を破門になった後、以前から信仰していたキリスト教の神学校に入り、’10年に神戸市内に教会を設立した。’11年からは非
年俸は阪神時代から約10倍増となる325万ド㌦(約4億1900万円)。160㎞超の剛速球と148㎞のスプリットをメジャーは評価した 雨が上がり、雲の間から差す光で明るく照らされた路上を、周囲より頭一つ、いや、二つも三つも大きな男が歩いていた。マスクで顔は隠れているが、197㎝の長身は誤魔化しようがない。 オークランド・アスレチックスとの契約のために渡米する直前、ひそかに東京を訪れていた藤浪晋太郎(28)は本誌記者の姿を認めて驚きつつも、「きちんと書いてくれるなら」と取材に応じた。 突然のように思えたポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦は、実は「1年以上前からの決定事項」なのだという。 「実は、思うように成績が残せなくなった2017年~2018年あたりから、メジャーのアジア担当のスカウトの方に『メジャーに興味ないか』『環境を変えてみないか』と声をかけられてはいたんです。ただ、当時は自
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宮崎、大分、能登なども移住先の候補だったが「海と景色と晴れた日の気持ち良さ」(久保)が決め手となり、’18年6月に光市に引っ越し 46歳・FW サンフレッチェ広島ほか 「塩対応」ストライカーが淹れる塩コーヒー 「起床は毎朝5時ごろ。トンビが鳴き出すので『よっしゃ、起きるか』って。夜は酒を飲んで、眠くなったら寝る。だいたい23時には寝ちゃってます」 縁もゆかりもなかった山口県光市の港町、室積(むろづみ)に移り住んで約4年。現役時代は日本人離れした身体能力を武器に規格外のプレーで、〝ドラゴン〟の愛称で知られた元日本代表FW久保竜彦はいま、のんびりとした毎日を過ごしている。 「朝起きて、その辺を歩けばアオリイカが網ですくえます。この前、大工の大将の船に乗せてもらったら、1mくらいのブリが釣れて。近所のおばちゃんに捌(さば)いてもらって食べたら、めっちゃ旨かった」 室積に移住後、久保は近郊の離島で
「辞めるのと続けるの、どっちが幸せ?」 YouTube『藤井ペイジちゃんねる』の「辞めた芸人に話を聴こう」シリーズ。 芸歴27年目の飛石連休の藤井ペイジが、元芸人たちに辞めた理由を聞いていくというシンプルな内容ながら、テレビでは流れないディープな話が聞けるとウケている。 これまでに、元「シェイクダウン」後藤秀樹、元漫才師の野々村友紀子、元「ハリガネロック」大上邦博(現・おおうえくにひろ)、元「底ぬけAIR-LINE」小島忍、元「ツインカム」島根定義、元「ビッキーズ」木部信彦、元「ホーム・チーム」檜山豊、元「18KIN」大滝裕一、元「カリカ」家城啓之(現・マンボウやしろ)、元「えんにち」望月リョーマなどといった、30人以上の元人気芸人たちが出演している。 芸人界隈やオンバト世代といったコアなお笑いファンはもちろん、90年代・2000年代を知らない人にも通じる内容で、徐々に認知度を高めつつある
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「いらっしゃいませ〜」 東京・大森の映画館「キネカ大森」の入口で、ブルーの上っ張りに身を包んだ女性が客を出迎える。個性派俳優の片桐はいり(57)だ。片桐は有名になっても、時間が許す限り自宅近くのこの映画館に立ち続けている。チケットレス化や新型コロナウイルスの影響で現在はできないが、昨年までは「もぎり」(劇場の入り口で入場券の半分を切り離すこと)もしていた。 「自分の出自を問われたら、『映画館の出身』と答えたいです。俳優としての経歴を考えれば、『大学時代から小劇場の舞台に立ちまして……』と言うのがスジかもしれません。でも心の底では、演劇でもドラマでもなく、私は映画館の出身だとかたくなに思っています」 こう語るほど、片桐は大の映画好き。幼い頃から映画にのめり込み、見終わるとしばらく口もきけない。『ジョーズ』を鑑賞した後は、恐ろしさで湯船にもつかれなかったという。 「中学から女子校に通っていたの
海外から来た少年野球チームに打撃フォームを披露する平尾コーチ。指導の熱心さには定評があった。13年3月撮影(画像:共同通信社) 「まさか、あんなに慕われていた人が……」 西武の球団関係者は一様に驚いている。10月31日付けで二軍打撃コーチを契約解除された、平尾博嗣氏(44、コーチ登録名は「平尾博司」)のことだ。解雇理由は、二軍選手2人の私物を盗んだというもの。10月16日に一人の選手が盗難被害を申し出、球団が調査などをしたところ、平尾コーチの犯行が判明した。本人も事実を認めている。 「事件を起こすような人物ではないので、球団職員はいまだに信じられないと思います。忙しい時など、事務所に差し入れをするなど気遣いができ礼儀正しい。今年4月に佐藤龍世と相内誠両選手がスピード違反で無期限の出場禁止になった時は『野球で信頼を取り戻せ』と諭すなど、チームメイトにも厳しく接し、首脳陣からの信頼も厚かったん
女子マラソンの元日本代表選手だった原裕美子被告(36)が、万引きにより「2度め」の裁判を受けている。「1度め」の公判は昨年11月、宇都宮地裁足利支部で開かれた。これは同年7月、栃木県足利市のコンビニで飲料水や化粧品など8点、約2700円相当を万引きしたという窃盗の事案である。同日に言い渡された判決は懲役1年、執行猶予3年。そのわずか3ヵ月後、今度は群馬県太田市のスーパーでキャンディ1袋など3点、販売価格計382円を万引きして再び逮捕起訴された。10月29日に前橋地裁太田支部で開かれた「2度め」の公判で、検察官は原被告に懲役1年を求刑した。 この原被告の2度の裁判で注目を浴びたのは、原被告が摂食障害に長年苦しんできたこと、そして、その摂食障害と“万引きがやめられない病(クレプトマニア )”との関係性だ。原被告は太田市での逮捕後、入院治療に取り組み、退院後の現在は関連施設に住みながら仕事を始め
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