日銀は17~18日に開いた金融政策決定会合で2022年度の物価上昇率見通しを従来の0.9%から1.1%へと引き上げた。資源価格の上昇などを背景に企業が値上げに踏み切る事例が増えてきたことを反映した。日銀は持続的な2%の物価上昇目標には時間がかかるとみており、大規模な金融緩和は現状維持を決めた。日銀が18日公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では物価見通しについて「概ね上下にバランス
日銀は17~18日に開いた金融政策決定会合で2022年度の物価上昇率見通しを従来の0.9%から1.1%へと引き上げた。資源価格の上昇などを背景に企業が値上げに踏み切る事例が増えてきたことを反映した。日銀は持続的な2%の物価上昇目標には時間がかかるとみており、大規模な金融緩和は現状維持を決めた。日銀が18日公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では物価見通しについて「概ね上下にバランス
7日の東京株式市場で日経平均株価が一時、取引時間中としてはおよそ5カ月ぶりに3万円の大台に乗せた。前週末に菅義偉首相が総裁選不出馬を表明し、新政権による経済対策への期待が高まったことをきっかけに株高が続いた。ただ3万円の節目に到達したことで利益確定の売りもかさんでおり、期待先行への警戒感もにじんでいる。7日の日経平均終値は前日比256円25銭(0.86%)高の2万9916円14銭。トヨタ自動車
東京パラリンピックの閉会式が5日行われ、五輪と合わせ約1万5千人のアスリートが世界から集った夏の祭典は幕を閉じた。新型コロナウイルス禍による1年間の延期を経た東京大会は、ほぼ無観客という形ながら全878種目でメダルが確定し、五輪・パラの歴史をつないだ。閉会式は選手団や大会関係者約3千人が参加し、大会の名誉総裁を務める天皇陛下の名代として秋篠宮さまが出席された。選手はあらかじめフィールドに待機し
新型コロナウイルス感染拡大の「第5波」が全国に波及している。インド型(デルタ型)変異ウイルスが地方に広がり、43都道府県で新規感染者数が国基準で最も深刻な「ステージ4(感染爆発)」に達した。地方も病床逼迫感が強く、自宅・宿泊療養の充実を含む医療体制強化が課題だ。25日は全国で2万4000人超の新規感染者が確認された。大阪府や宮城県、新潟県で過去最多を更新した。8月中旬以降、全国の新規感染者は2
人類が初の減少局面を迎える。20世紀に人口を4倍に増やした人口爆発は陰りをみせ、今世紀にピークを迎える見通しだ。経済成長、物価、生産性、社会保障――。人口増を前提とした時代が終われば、世界も変わらざるを得ない。爆発的な増加に陰り人類誕生以来、人口の増加は緩やかだった。それが一転したのはこの200年のことだ。産業革命や衛生・栄養環境の改善、医療の進歩などで、世界の人口は爆発的に伸びた。国連は2
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