旧ソ連のアルメニアが実効支配するアゼルバイジャンのナゴルノカラバフ自治州の境界付近で27日朝、両国軍の軍事衝突が起こった。タス通信などが伝えた。双方に民間人を含む死傷者が出ている模様だ。原因は不明だが、両国とも相手が先に攻撃してきたと非難の応酬を続けている。両国の軍事衝突は7月以来。 タス通信などによると、アゼルバイジャン側はアルメニア軍が重火器などによる砲撃を始めたと主張。一方、アルメニア側はアゼルバイジャンによる攻撃が原因で民間人の居住地域が空爆されたとし、相手の戦闘ヘリや戦車などを破壊したと主張している。アル…