スマートフォンの画面(2018年3月22日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Roslan RAHMAN 【9月5日 AFP】米、英、カナダ、オーストラリア、ニュージランドの5か国から成る秘密情報共有機構「ファイブアイズ(Five Eyes)」が、暗号化された情報や装置へのアクセスを可能にする「バックドア」といわれる接続経路を提供するよう技術系企業に改めて呼び掛けたことを受け、プライバシー保護団体や人権団体から懸念の声が上がっている。 5か国は先週末、暗号化され捜査令状があっても警察当局が入手できない可能性のある情報にアクセスできる方法を提供するよう「産業パートナー」に求める声明を発表した。 オーストラリア内務省を通じて発表された5か国の声明は、「個人・企業・政府が情報を保護するために使っている暗号化と同じ手法の多くを、児童を狙う性犯罪者・テロリスト・犯罪組織などが捜査の妨害や