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萬代悠『三井大坂両替店』(中公新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期
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萬代悠『三井大坂両替店』(中公新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期
4月3 萬代悠『三井大坂両替店』(中公新書) 8点 カテゴリ:歴史・宗教8点 副題は「銀行業の先駆け、... 4月3 萬代悠『三井大坂両替店』(中公新書) 8点 カテゴリ:歴史・宗教8点 副題は「銀行業の先駆け、その技術と挑戦」。書名と副題だけではそれほど面白そうだとは思わない人も多いかもしれませんが、三井に残された金を貸す際に行った信用調査の記録をもとに三井のビジネスモデルと当時の大坂の町人のあり方を掘り起こした本というと、「それは面白そうだ」と思う人もいるでしょうし、実際面白いです。 本書と同じ中公新書の小島庸平『サラ金の歴史』や青木雄二『ナニワ金融道』などを読んだ人であれば、金貸し業にとっていかに貸金を回収するかが重要だということはわかっていると思いますが、これについては江戸時代の金貸しも同じです。 特に信用情報のデータベースがない、司法制度が不十分という中で江戸時代の金貸しはうまく立ち回る必要がありました。 本書を読むと、三井は幕府から認められた特権と、人を使った地道な信用調査によってこの