日本的経営の本当の崩壊が始まる：日経ビジネスオンライン

2010年3月期の決算から1億円以上の報酬を受け取った役員の氏名や金額を有価証券報告書に記載することが義務づけられ、開示対象となった役員の氏名と報酬額が次々と明らかになった。 日本経済新聞の2010年7月3日付け朝刊の記事によると、法定開示期限である6月30日までに出そろった有価証券報告書を集計したところ、1億円以上の報酬を得た役員は166社の計288人。報酬の平均金額は1億6600万円だったという。 この件で、私はこれまでのメディアの対応に疑問を感じてきた。どこの企業の経営者がいくらもらっている。こうした興味本位の報道はあっても、役員報酬の開示の意義については、ほとんど論じていないからだ。 実は、役員報酬の開示は日本企業の改造を一気に推し進める起爆剤となる可能性を秘めている。このコラムのタイトルを「日本企業改造論」を銘打ったからには、これを論じないわけにはいかない。 前回までに寿命の尽き

[uk-ar]

その先に起こる第2の変化は、経営職に就く人が様変わりすることだ。 　成果給によって結果を出す人を登用していくようになると、果たしてどのような人が評価され昇進していくことになるのか。これは、先行している米

[thase]

これは意外だった：米国の伝統的な大企業のトップの出身大学を見ると、…エリート校の出身者はほとんどいない。また、裕福な家庭の子女も皆無に近い。つまり、ハングリーな人がはい上がって経営職に就く

[shaketoba]

確かに、リスクを取らず事なかれ主義で高給貰っても、という気になる。

[zu2]

日本は本来は殿様を押し込める文化圏だからなあ。それが無くなったのが痛いのかもね。

[tails_of_devil]

労働者に比べて、経営者はまだまだぬるいのが日本ということか。

[Moonlightdance]

経営者というものが、社員の延長線上にある場合に、報酬だけが延長線上からジャンプするのが妥当なのかどうかという話。

[motowota]

ゴーンが日産社長に長年居座っていること自体、リスクを取っていないことの証拠。高額報酬なのに。

[uhyorin]

生きてる世界が違いますねん。

[Desperado]

「米国の伝統的な大企業」ってのが何を指してるのか不明だけど、ウェルチの例を出すのはどうなのよ。今の GEのCEOってHBSじゃん。そもそも大学ランキングの意味が日米では違いすぎる。裾野が違う。

[CavalleriaRusticana]

　　「これまでは社員の多くが会社を「自己実現の場」と位置づけていたから、放っておいても仕事に没頭してくれた。これからはそうではなくなるわけだ。　／　人事部人事からライン人事へ移行する。」

[iGucci]

「米国ではハングリーで馬力のある人がはい上がって企業のトップに上り詰め、優秀なエリート校出身のプロたちを使いこなしながら経営を行うというスタイルが確立している」

[studiomu]

持つ者の義務を果たさない経営者には唾を吐きかけろ！

[gruza03]

欧米の経営者が巨額の報酬を受け取る理由/滅私奉公する社員がいなくなる/米国型の経営に本格的に移行する/もう会社には頼れない

[kechack]

「自分の報酬はまだ低い」と弁明した日本の経営者はそもそも、欧米企業の経営者の報酬について誤解している。報酬は労働の対価ではなく、リスクを取って経営者を目指すレースに参加することへのインセンティブ。