青春の怒りとカネ：日経ビジネスオンライン

30年以上もマンガ家をやってると（驚かないでください。やっているのです）積極的に思い出したくない、思い出して書いたところで、評判は落としても、本業の営業的にはあまり得にならない過去もある。 マンガ家は、才野茂と満賀道雄がたくさん仕事を受けてしまったはいいが帰郷後に完成することが出来ず干されてしまったあのエピソードのようなトラウマを、誰しも心のまんが道袋に抱えているものなのだ。 これは私の場合に限った話だが、思い出したくないのは、それが単に腹立たしい話だからではない。思い出した瞬間に「あああああ」と声に出して頭を掻きむしりたくなるような、自分の若気の至りや無知や思い上がりや愚行もまた、高田社長の筑肥訛りの甲高い声とともに漏れなくワンセットでついてくるからだ。 あらゆることを笑いで相対化するのが信条のギャグマンガ家ではあるが、それでもなかなか重すぎて、うまくギャグに落とし込めない種類の若いころ

[bigburn]

金銭が問題になってるテルマエよりキャストが問題になってるビブリアの事情が分かってしまう記事に…

[smile4u]

クリンのことかーっ！！！

[gryphon]

てか日経ビジネスライン、とり・みきにコラムを書かせているのか・・・なんだその的確な人選は。／話題は例の「テルマエ・ロマエ」原作料話。

[furan]

「テルマエ・ロマエ」の話と見せかけて「ビブリア古書堂の事件手帖」へのキラーパスだった。

[hoshiyo]

コメントのビブリアへの言及率が面白すぎて、ある意味テレビは成功なんだね（炎上マーケ的に）と思ってしまったりなど／くりんの原作好きだったんだけど、終わったのはそんな経緯だったのね……。

[Baatarism]

「くるくるクリン」の話ですね。

[steel_eel]

前も書いたが、そもそも著作権が作者の権利を保護するためのものではなく出版社やテレビ局の人間が食っていくために利用しやすいように設計されているとしか思えないのだよなぁ。立場の差を考えた設計になってない。

[nadzuna]

「映画化やアニメ化を、マンガ家の上がりと勘違いしてるファン」「マンガ家を支持するあまり特定出版社を敵視するおっちょこちょいが今回もいたが、そういうことではないのだ。 」

[kiyokyu]

ビブリアもそうだろうね

[kaerudayo]

マンガや小説など手作業から生み出される作品が、巨大なビジネスに変わっていく時によく起きること。とり・みき先生が感じたことは、他のいろいろなジャンルの原作者がもらしている、ここだけの話って感じで。

[ebmgsd1235]

演劇を含めて業界全体が良くも悪くも日本的慣習を温存している。作家と編集者の関係が濃密だって構わないが、代理人は第三者に任せるべき。流行作家が月間数百枚の原稿を誇ったのは昔から、故に旬と質が乖離する事も

[tsukitaro]

自分が作者の立場なら、主演が原田知世じゃなかったらテンションガタ落ちだと思った（当時）＞「テレビ化が決まったあとの描線が、あからさまに力がなくなっている」

[mudai]

[

[C_L]

俺妹アニメ版第8話をみるとやっていること全く同じでとても趣深いがそれよりも俺妹2期でアニメ版で改変されたフェイトさんをどうくずぅううううううに戻すのかスルーするのかそこだけが気になる

[Untouchable]

「そうでなくとも、マンガ家は本当は作品のことだけを考えていたい生き物なのだ」すべてのクリエーターがセルフプロデュースできるようになれなんて全く思わない。選択肢がもっと増えてほしい

[nilab]

青春の怒りとカネ：日経ビジネスオンライン

[maturi]

http://b.hatena.ne.jp/maturi/20121124#bookmark-121130810　この手の役者は交換可能な記号（美少女又は美青年）、PreFab、LEGO部品。年度・予算やschedule、事務所都合から決まるのであって、Staffは与えられた素材（役者＆原作）で撮

[asanomi7]

「いま単行本を読み返すと、テレビ化が決まったあとの描線が、あからさまに力がなくなっているのが誰の目にもわかる」。ドロリとした現実。漫画家と編集者のウェットな関係の功罪。日本的なビジネススタイルの功罪。

[kamezo]

ヤマザキ・マリさん『テルマエ・ロマエ』映画化原作料の件を契機として語る体験談。／それにしても、とりさんってクレバーだなあと改めて思うなど。

[fragilee]

なんでこの記事がヒットしてんのかよく分かった。結局、根っ子はおんなじ問題だ。アンシャン土人レジーム(-_-;)....。＞＞

[cloudliner_tweets]

局側の言葉の端々から、このドラマ化のプロジェクトが、まず主演の女性歌手を売り出すための企画であり、適当な原作はないか、とリサーチした結果、このマンガが浮上した、というような経緯が伝わってくる

[kuromimi]

確か「しろくまカフェ」も原作者抜きでアニメ化の話が進んでいたとか。

[saba2004]

「引用された発言のみをWEB上で見て「そうはいっても映画のおかげで部数が増えて印税が入ってくるのだからいいじゃないか」というような頓珍漢なレスがつくような現状」

[qinmu]

とり・みき氏。

[kamayan]

「もうそろそろ、このドメスティックなシステムは、ロマンとしてはともかく、国際的な現実のマンガ出版で使用するには破綻が来ているのではないか」遠慮がちに書いているけどだいぶ前に破綻している。

[kaeru-no-tsura]

この辺のこと「作品を愛してください」とおっしゃっていた一昨日の片岡さんの話を思い出すなぁ。作品において大事にされるべきところはどこか

[blauburg]

30年経過しても起きてることは大して変わっとらんのね、と

[ledsun]

初めてのドラマ化で大わらわなのに「テレビ化おめでとう！　すごーい！」の嫉妬の相手までしてられるか！って話だよね。「（監督とか）○○さんを信頼しているのですべてお任せしています。」と大御所ぶるのが正解？

[b0101]

後で読む

[poppen]

30年以上もマンガ家をやってると（驚かないでください。やっているのです）積極的に思い出したくない、思い出して書いたところで、評判は落としても、本業の営業的にはあまり得にならない過去もある。 via Pocket

[t_f_m]

ブコメのビブリア言及率

[kirifue]

「くるくるクリン」→「テルマエ・ロマエ」→「ビブリア古書堂の事件手帖」。テレビ局などの二次制作者が幅を利かせ、原作者は恵まれぬという話。 #漫画 #ビジネス

[REV]

「わずらわしい金銭面や権利関係の交渉は、エージェント的な立場の人にまかせたい。しかし新人ではまず、その予算がままならない。」

[raitu]

漫画のドラマ化においては、出演者先決まりで、あとから原作が選ばれるケースも珍しくないとのこと。漫画家にとっては我が子を使い捨てにされるのは辛かろうなと

[unamuhiduki12]

とり・みき「ヤマザキマリ氏怒りや哀しみが金額の問題ではなく（私にいわせれば金額も大問題だなのだが）家族が映画のヒットで受けるあらぬ誤解であったり、日本のマンガ出版全体の馴れ合い的慣例であったりする」

[a____hi____ru]

青春の怒りとカネ：日経ビジネスオンライン

[ncc1701]

たしかに消費者側は原作の進展と関係なくアニメ化やドラマ化が一つのゴールと考えがち。

[tanayuki00]

版元編集者は中間管理職。「マンガ家と同志的な関係を結び、編集会議や、対外的な折衝においてはマンガ家側に立ち、マンガ家に対しては出版社の人間の代表として接する、というようなダブルスタンダード」

[yukatti]

とり・みきさん

[STARFLEET]

マンガの世界の契約って結構曖昧なんだな、と同じ業界の隣の業種からｗ