“最後の春闘”の争点には寂しい定期昇給の維持 | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン

「春闘」は今年が最後か？ 今年の春闘を「最後の春闘」と呼んでみたい。 現実的な予想としては、来年の春も労働組合と経営者の交渉は行われるのだろうし、メディアは無難な繰り返しを好むから「春闘」という手垢で黒ずんだ言葉でそれを報じるだろう。しかし、過去少なくとも十数年間にわたって春闘はその存在感を低下させてきた。 組合は趨勢的に組織率を低下させてきたし、最大の闘争手段であるストライキもあまり行われなくなった。 一つにはストライキが国民一般から反感を買うことが明らかになり、もう一つにはストライキがもたらす企業へのダメージが資本家・経営者だけでなく労働者にも及ぶことを労働者自身が感じるようになった。ストライキは時代遅れだし「割に合わない」。 加えて、近年の不景気とグローバルな競争が労働市場にも影響を与え、さらには正社員に代替可能な非正規労働者が現れて、組合員労働者が賃上げや福祉の改善といった分かりや

[maturi]

”解雇の際の経済的な補償条件が明確に定められていれば労働者の側でも（略）会社の側でも””年金や退職金が長期勤続社以外に対して極端に不利な設計になっていたり、労働者の自由な選択が不当に制約されている”

[boshi]

正論だし、本当に素晴らしいと思う。しかし、実現可能性はゼロに等しい。失業率がもっともっと上がらないと、連合も動かないだろう。堕落論ですね。

[kunioya]

企業別組合が発達して経営側と歩み寄った時点で終った。職能別組合が発達するのを待つしかない。

[AmanoJack]

デモとかストってテロとかの同類だと思われてる気がするのよ……

[kenjiro_n]

日本人が勤勉すぎるのでストライキが反感を買ってしまうという話。

[kodaif]

"反感を買うことが明らかになり、もう一つにはストライキがもたらす企業へのダメージが資本家・経営者だけでなく労働者にも及ぶことを労働者自身が感じるようになった。ストライキは時代遅れだし「割に合わない」。"

[PROOF]

新卒採用の撤廃、雇用の流動化、 雇用保険改革、これらをやれば、日本は救われるよ。

[kechack]

象徴的だったのは、トヨタ自動車の労組による増益の最中の2005年春闘でのゼロ・ベア要求だった。あの時、日本の労働組合はほぼ死んだ。