地方分権という「正義」が湯浅誠氏を悩ませる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

毎日新聞の「ガバナンス・国を動かす：第１部・政と官」という連載記事ですが、 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100109ddm001010098000c.html 内閣府参与になった湯浅誠氏が取り組んだハローワークのワンストップサービスを妨害したのは何だったのか。マスコミの「正義」からすると、何はともあれ全部「官僚たちの妨害」という図式になるわけですが、実は・・・。 >派遣村の経験から湯浅氏がこだわったのは、ハローワークと自治体、社会福祉協議会に分かれた就労支援や生活保護の申請窓口を一本化する「ワンストップ・サービス」の提供だ。これを年末年始に「全国の大都市圏、政令市、中核市で行う」と記した。厚生労働省の山井（やまのい）和則政務官も了承し、政治主導で支援策が実現すると考えていた。 ところが、１０月２０日に見せられた緊急雇用対策の原案に驚かされる

[kodebuya1968]

だいたいその地方が財政問題を深刻に抱えていて、そこに全部任せれば国の財政均衡以上に酷いことになってしまう。/地方分権という名の地方切り捨て政策

[buhikun]

ＥＵから移入された「補完性の原理」は、ＥＵ・国・地方の役割分担定めたものだが、日本では：「地方で出来ることは、地方でっ！」（金は出さない）＠小泉。あわせて読みたいhttp://wajin.air-nifty.com/jcp/2010/01/post-ccc2.html

[nessko]

小沢一郎『日本改造計画』てのは、「オレ、もうめんどくせーこと考えるのイヤなんだよ」と言いたがってた本だったりしませんでしたかね。経団連がプッシュしてた地方分権案てのもありましたし。

[rajendra]

"自治事務ではなく法定受託事務であるはずの生活保護業務についても、「「国が自治体に命令できる時代ではない」と積極的に動こうとはしな」いことには合理的な理由があります。"

[BigHopeClasic]

そもそもマスメディアが地方分権の流れに乗っかったとき、それが意味するところをわかっていた政治部の記者がどれだけいたんだろうね。

[You-me]

「地方分権というのはそういうことなのです。」

[kirghisia]

いつものことか　RT @Koettbullar: かえるさんには官僚的サボタージュにしか@kirghisia どっちもミッションが欠けてて優先順位が　RT @Koettbullar: RT @kirghisia RT @kousyou:

[ColdFire]

いろいろ考えさせられる。福祉の問題は財源にあること、福祉は中央集権でやるべきこと、痴呆分権はやはり痴呆分権であること。

[ken409]

「地方分権」という大義のもとで「福祉等の公共サービス」が切り捨てられていく予兆を感じる。

[zu2]

地域社会崩壊後の地方分権

[kururu_goedel]

なんかアメリカの連邦vs州の政治的やりとりを見慣れている人間からすると、そういうものだろうとしか思わないのですが。

[makonabe]

現場において生保と就労が繋がらない歪さはある。と感じた。「ハローワークを地方自治体にゆだねていたとしたら、そもそもハローワークで何かすること自体からして、[…]積極的に動こうとはしな」かった可能性が高い

[kodaif]

"自治事務である生活保護業務について「「国が自治体に命令できる時代ではない」と積極的に動こうとはしな」いことには合理的な理由があります。地方自治体にゆだねるということはそういうことなのです。"