柴田悠「自殺率に対する積極的労働市場政策の効果」 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

本ブログでも何回か取り上げてきた若手社会学者の柴田悠さんが、『社会学評論』257号に「自殺率に対する積極的労働市場政策の効果――OECD26ヵ国1980～2007年のパネルデータ分析」という論文を書かれています。 日本では、1998年以降、貧困や孤立といった社会的状況によって自殺に追い込まれる人々が増えた。憲法第13条において「国民の生命の権利を最大限尊重すべき」とされている日本政府には、社会政策によってそのような状況を改善し、不本意な自殺を予防する責務がある。では、どのような社会政策が自殺の予防に有効なのか。 本稿では、公的な職業訓練・就職支援・雇用助成を実施する「積極的労働市場政策(ALMP)」に着目した。ALMPは、「孤立した貧困者」を他者(支援スタッフや訓練参加者)や労働市場へと繋ぎ止め、社会経済的に包摂する機能を持つ。自殺に最も追い込まれやすいのが「孤立した貧困者」であるならば、

[Dursan]

人間は働き過ぎても働かなくても死んでしまう。訳がわらないよ。

[unyounyo]

白い濱ちゃん

[emiladamas]

”ややジャーナリスティックな言い回しをしてみると、公的な職業訓練や就職支援は、自殺から人々を守る効果があるんです！”

[uporeke]

労働の質という点で、労働者にも能力を高める研修や勉強の機会が公的に保障されるといいかも。忙しい会社は生産物を作るだけで終わってしまい、経験値でしか労働者の質を高めることができないから

[Ez-style]

“日本での1991～2006年の自殺率変動(前年値からの変化)のおよそ10～32%を説明した”自殺の70～90％は失業などの経済・社会的要因とは無関係に発生していたと。やっぱ病気かな。

[AFCP]

"公的な職業訓練や就職支援は、自殺から人々を守る効果があるんです！"

[haruhiwai18]

"公的な職業訓練や就職支援は 自殺から人々を守る効果がある""他のすべての社会政策…この論文で分析されている他の公的支出には 人々を自殺から救う効果がないのに！"　→めっさウキウキしてて ブクマせざるを得ないw

[daybeforeyesterday]

うーむ

[R2M]

「積極的労働市場政策(ALMP)」精神疾患への対策としてイギリスなどで行われるアウトリーチ（積極的訪問）があるように社会からの積極的関与がこうした所では非常に有効なのだろう

[zu2]

“公的な職業訓練や就職支援は、自殺から人々を守る効果がある”