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脱炭素社会実現へ向け成果着々 アマモ分布南限の指宿・山川で進む藻場再生 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞
指宿市山川の児ケ水漁港周辺で、アマモ場(藻場)の再生に向けた取り組みが成果を挙げつつある。山川町... 指宿市山川の児ケ水漁港周辺で、アマモ場(藻場)の再生に向けた取り組みが成果を挙げつつある。山川町漁業協同組合などが昨秋から造成を始め、種を付けるまでに成長。アマモ場は、魚の産卵場所や稚魚の生息域となるほか、二酸化炭素(CO2)を吸収し蓄える力があり、脱炭素社会実現に向けても注目されている。 アマモはイネ科の海草で山川地区付近の海域が国内の分布南限。近年は魚による食害などにより減少していた。同漁協や県、山口水産(鹿児島市)、城山観光(同)などの官民は「山川地区ブルーカーボンプロジェクト協議会」(通称・山川の海のゆりかごを守る会)を昨年9月設立、アマモ場再生を本格化させた。 漁港近くの約5000平方メートルを仕切り網で囲い、その一部に種をまいたマット20枚を昨秋設置。7日にあった観察会では、水面付近まで伸びた株も多く見られた。参加した山口水産の山口大悟社長は「こんなに成長したのは初めて見た。エ
2024/05/13 リンク