エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
とある増田のはなし
私は夜中の産婦人科で産声を上げた。立会いには身内は誰も居なかった。 父は母が臨月になってようやく、... 私は夜中の産婦人科で産声を上げた。立会いには身内は誰も居なかった。 父は母が臨月になってようやく、しぶしぶ籍を入れたような男だった。出産の日も、家で酒を飲んで寝ていた。 母とともに何度罵られても、何度暴力を振るわれても、只管涙を流し、そこに居るしかなかった。嗚咽をあげる事すら許されず、正座してただ泣いていた。家の中は酷い有様で、3万円の家賃のアパートの襖には殆どのものに大穴が開いていた。 父は、バブルの好景気の折、仕事がうまく回り始めてようやく真人間らしきものになった。ただ、だからといって昔の仕打ちが忘れられる筈もなく(許せばいいのにという奴は同じ目に遭ってもそれがいえるのか?)、父の事は好きになれなかった。 事ある毎に父からお前は駄目だ、生きている価値はないと罵られ、情緒が不安定な母は私に愚痴を零す。 私は、体の良い両親のサンドバッグに過ぎなかった。 こうはなるまいと思い、強力な自制心を
2007/05/23 リンク