常識成立の時代背景を捉えよ

★今読んでる「帝国陸軍の本質」という本が実に面白い。 旧陸軍は、現場が東京を無視して独断専行して進軍し、満州さらに支那へ戦線拡大して、挙句自滅した。 「帝国陸軍の本質」の筆者は、その理由を明治初期の陸軍大学校教官メッケルの教育内容にある、と看破。 ★メッケル教官は、明治陸軍の士官のタマゴたちに、 「場合によっては、大本営の命令を待たず、独断で行動すべし」と教育した。 その教育があって、帝国陸軍は現場が勝手に行動する軍隊になった。 しかし、メッケルがそのように教育したのには、それなりの理由があった ★メッケルは１９世紀半ばのプロイセン軍のメソッドを日本に移入。 プロイセン軍は最強の軍隊で、ドイツは統一するし、フランスも破った。 当時のプロイセン軍は、独断専行「だから」強かった。何故か？ ★１９世紀半ばは、まだ無線電信が発展してなかった。 ⇒現場軍と大本営とは、軍馬とか伝書鳩とか、アナログな方

[death6coin]

ルールの起源を教えてくれることに老人の存在価値があるのに、その老人が無批判なルールの押し付けをしてくる世の中の矛盾。

[emiladamas]

独断専行が訓令戦術のことを指すなら、無線電信技術が発達したからと言って無益有害でないのは例えば浸透戦術の例もあるわけで、単純化し過ぎな気が／何故数日前の記事が増田に？http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20140504

[hate_flag]

そもそもプロイセンでなぜ独断専行が良しとされたのかは「ナポレオンの天才に対抗するため」。教育で作った大量の秀才に「独断専行」させて天才を打倒しようとしたんだよね。

[big_song_bird]

アメリカ陸軍の兵士採用の規約に「歯が全部揃っていること」というのがあって、理由を調べたら火縄式ライフルの火薬袋を噛み切るためだったというオチｗ。当然廃止された。

[obsv]

続けてきたこと・皆がしていることに重きを置くほではなく、目的や価値に重きを置く文化になれば日本は生き易くなるのに。

[mahal]

常識を「嫌悪する」のではなく「疑う」ことにより、常識の必然性と現状における非妥当性を暴くことが出来る、というお話として。

[plutonium]

大学のサークル、OBとして遊びに行ったら卒業して３年しか経ってないのに「下級生は目の前の料理に箸をつけてはいけない」っていう自分の時代にはなかったルールが常識として共有されてて愕然としたことがある

[REV]

大局を決める指導者と、作戦計画を立てる秀才が揃ったプロイセンはドイツを統一。指導者不在で参謀が独走した帝政ドイツはWWIで消滅。指導者を求めたドイツ国民には、見事強い指導者が与えられた。日本も（略

[frothmouth]

妊婦が温泉に入っても大丈夫、と最近わかったって話

[minoton]

常識というより、ルールや慣習の話。変えるときも合意をとる必要があるので、一苦労だよねえ。ルール成立の理由って残らないことも多いので。変えた後に理由がまだ生きてたりしてね

[daybeforeyesterday]

うーむ

[toratorarabiluna273momomtan]

↓http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20140504からの引用部分は□で囲ってほしかった(元記事／等で読みにくいが)

[maturi]

（特に根拠がなく生き残っている）慣習と　常識は別のものではないか？

[yas-mal]

「将、軍に在りては君命も受けざるところあり」by孫子か。メッケルがいたのは1888年までの3年間。さすがに満州の時代までメッケルのせいにするのはおかしくないか？

[ponkotsupon]

何かこの書き方だと受容した日本側の問題だけがクローズアップされてるが、実際には「19世紀プロイセン的参謀教育」それ自体が、WWⅠにおけるドイツ敗戦の遠因になっとるわけで……

[sunuopy]

教官のが悪いんでねえの

[gui1]

北枕が禁忌されるのはなぜなんだろう(´・ω・｀)

[Haaaa_N]

ルールの意味が無くなるのはよくある話だよね,聖書とか