別々に育った双子

別々に育った双子、というこの記事を読んで、亡父のこと、そしてKさんのことを思い出した。 https://courrier.jp/news/archives/314969/ 目黒で生まれて目黒で育った父が、実は双子だった、という話を教えてもらったのは、私が高校生の頃だ。 親戚の法事の写真を見ていた、まだ小学生だった妹が、「あ、パパだ」と言うと、「よく似てるだろ、でも、パパじゃないんだ、パパの従兄弟なんだよ」と笑いながら父が言っていたのを覚えている。 その写真に写っていたKさんが、実は父の双子の片割れだった。 父が住んでいた一帯の土地は、父の伯父（私からすると祖父の兄＝伯祖父）が所有していた。 長兄である伯祖父は麻布に住んでおり、月に一度、地代を集めてその麻布の豪邸に持って行くのは父の姉の仕事だった。 伯祖父の家には子がおらず、末弟である私の祖父（既に4人の子持ち）に「次に生まれた子を養子にく

[IthacaChasma]

ふーむ、そういう家庭・家族もあるのだなあ……と読んでいたのに、最後の一行で突然不穏になって終わるスタイル。

[goldhead]

おれの父にも双子の弟がいて、弟の方は幼い頃に大病を患い、軽い知的障害と一級の身体障害者になった。父母の愛情のようなものは弟に注がれることになり、その点で知的に優秀だった父は……ってブログに書くか。

[kanimaster]

どうしても、波平・海平の絵柄が浮かんでしまってダメだった。

[T-norf]

存命だったら91歳になる父親と叔父（Kさん）の話。両者が50歳の時に大学生だった増田は60歳前後か。文学といえばそうだけど、いろいろ真実ぽいね。／文中の「叔父」だけ「伯祖父（父の伯父）」に校正したくなる

[kou-qana]

それぞれの人生…と感慨深く読んでたら最後、え。六本木で音楽教室を開いていた新興宗教幹部…詳しい人ならわかりそう？だけどいいのかしら…

[mahinatan]

双子は同じ環境で暮らすよりも別々に育ったほうが似ると聞いたことがある。同環境内でお互いが自分の個性を発揮しようと趣向や性格を無意識に変えるらしい。人間性は環境によって形成される…という話を思い出した。

[gwmp0000]

昭和7年程ではないが 今でも医師に頼めれば 赤子の養子を実子にする事は可能だろう お金持ちで誰か医師を丸め込めればの話 誕生日を3/31を4/2にして学年遅らせるとか 今でもありそう

[sextremely]

面白かった。メインの話からすれば枝葉であるだろう祖父の告白が刺さる。ずっと口に出せなかった後ろめたさを笑ってくれる家族のいること、なんとも言えない

[airstation]

知り合いの一卵性の双子は一緒に育ったが顔以外かなり違う。幼少からスポーツの英才教育を受けた方は身長が伸びず、引退してふくよかなオタクに、格闘技をやってた方は長身ガチムチのバツイチに。

[ueshin]

双子というのは遺伝子は同じなのに、育ちや環境が違えばどのような人生や境遇を生きたかのモデルケースになる。タイムリープやある時点での選択の迷いの物語も、この問いをずっとくりかえしているのかもね。

[dekawo]

栄養で身長5cm変わるのか/地主の更新料/双子の気配、芸術の才能/何故人は生き別れた双子話に惹かれるのか。自分がもしかしたら生きてた別のルートを思うから？

[mutsugi]

面白過ぎる

[ysync]

「君、慶應に通ってた兄弟っているかい？」テンプレ／「父のアップグレード版みたいな人が」おもろいｗOSR2かな

[CavalleriaRusticana]

　うんうん。

[kuippa]

身長５ｃｍ程度も影響あるんだな。運動と栄養かな。

[yoshi-na]

おもろかった

[Helfard]

“その後、年賀状のやりとりくらいをする間柄になったKさんが、実はある新興宗教の幹部になっていた” 父もどこかの秘密結社の幹部もしくは仮面ライダーをやってた可能性は？

[NEXTAltair]

心理学でも双子の研究はよくされてる

[hiruhikoando]

クーリエのあの記事よりタモさんと伊佐山ひろこさんの話の方が近い気が。昭和、特に戦前までの戸籍に関するいい加減さはなかなかすごいところにある。

[mimoriman]

子どもが生まれなくて、次に生まれた子を養子にもらう(養子の手続きはしない)は結構昔あるあるだったのかな。うちの親もそうだ。

[rrringress]

おもしろい

[aaasukaaa]

多世界みたいだな

[zaikabou]

私の父は昭和26年生まれだけど、愛媛の松山から東京の目黒に養子で貰われてきたということを、成人してから知った

[htnmiki]

おもしれー。私も生き別れで今は石油王になってる双子の兄弟が私を探してるはずなんだよなあ。

[kamezoo]

“実はある新興宗教の幹部になっていた”これについても聞きたい…。あと他のブコメの話も詳しく聞きたい…。

[hilda_i]

双子を一緒に育てない風習かと思ったら違った。/昔は親族に子供を養子に出すってよくあったらしいわね。私の実家は数戸の家で嫁と養子の出し合いをしたせいで、家系が複雑怪奇を極めてるわ。

[ayumun]

ミュージシャン宗教に足突っ込みがち問題。まあ目立つから仕方ない/今でも出生証明書は出産に立ち会った人なら書けるって設定なので、医者が居なかった事にして、夫とかが書けば他の人の実子として届出できるかと

[u-li]

“母も同じことを言っていたのだが、人が発する気配のようなものが、父と同じだった”　小説みたい

[rider250]

4つ年上の従兄が実は双子だったと知ったのは高校の頃だったかな、従兄の母（伯母）の不注意で双子の兄は乳児の時に死んだらしい。ちなみに従兄は凄く女にモテる男で今は2番目の、20歳以上若い嫁さんと暮らしてる。

[sato0427]

村上春樹の新作かな？

[popotan555]

学生の頃、まさかの同級生に4組8人の双子がいたんだけど、二卵性の子でもどっちも同じ子を好きになるとかあったけど、一卵性の子達の魂同じ具合は凄かった。見分けはもちろんつくけど、同じ空気なのも何かわかる。

[Hagalaz]

へえー興味深い　時代のリアルな感じが伝わってくるし、親族の感覚とか読み物としてしみじみするね

[jwebseo]

一卵性の双子は別の環境で育っても体格がほぼ同じになるって話を見たことがあるけど、戦時中の極端な栄養不足とかで差が出るのかな？

[shields-pikes]

寓話みたいな話だ。小説にしたら良さそう。双子って、科学的に解明されてもずっとミステリアスな存在だよなー。

[tourism55]

同僚からすると、Kさんの息子さんが増田と兄弟に見えた…ということよね。その人とは遺伝子としては異母兄弟くらいなわけだ。

[neputa]

まだ整理できないけど読みながらいろいろなことを思う話しだった。読めてよかった。クーリエ・ジャポンの記事から派生して翌日により近くの話が聞ける。インターネットうれしい。