おせちと紅白がイマイチなわけ

毎年思うことだが、正月が短くなっている。 はじめにこのことを思ったのは、おそらく10年ぐらい前……と、書いてしまってからあらためて考え直してみるに、これは10年前どころの話ではない。私が正月の短縮化傾向に思い当たった最初の機会は、30年は昔の話だったはずだ。 なるほど。 私の脳みそは、どうやら、はるか昔のできごとや記憶を、なんでもかんでも「10年前」というふうに決めてかかる省略術を身に着けはじめている。このことはつまり、私が、10年以上前の経験について、真面目に考える気持ちを失いつつあることを意味している。 とはいえ、実際のところ、30年前の出来事であろうが、15年前の記憶であろうが、私個人にとっては、どっちみち「昔のこと」であるという意味で大きな違いは無い。このあたりのあれこれを厳密に峻別してみたところで、私のクオリティー・オブ・ライフのどこかの部分が具体的に改善されるわけでもない。だか

[STARFLEET]

こういうのが昔ながらの小田嶋節だよな（バグ・ニューズ読者的懐古主義者）

[tamamusi]

つまりのんちゃんの方が、かすみちゃんよりエがったつうことですか？

[gdno]

早い。ほんと早い。

[okadaic]

＜基本的には、視聴者である私たちの側が、昔ながらのおおどかな娯楽を楽しむに足る精神的な空白領域を喪失していることが、あの番組の迷走の原因＞

[sky-y]

「空白」を大切にすること。それはかつて日本人の美意識にありながら、現代日本人が忘れたものだと思います。

[bocbqcmn]

読んでたら、甥っ子にお年玉をあげ忘れたことを思い出した！

[shino-katsuragi]

まぁ、そう。

[kyoto117]

生活の多様化が進んだ結果なのだろうが、紅白が67回、重詰のおせちも戦後に広まったという話だから、別に大した伝統でもなかった。単なる文化の周期的な動きの一つなのかもしれない。

[gui1]

若者の正月離れか(´・ω・｀)