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「デザインの態度を学ぶ」とはどういうことか ー仲間になり、悩みに触れ、語ること|臼井 隆志|Art Educator
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「デザインの態度を学ぶ」とはどういうことか ー仲間になり、悩みに触れ、語ること|臼井 隆志|Art Educator
最近、仕事でご縁をいただいて「デザイン教育」に関連するリサーチをしている。 「どうすればデザインを... 最近、仕事でご縁をいただいて「デザイン教育」に関連するリサーチをしている。 「どうすればデザインを教えることができるのか」「子どもや若者、社会人がデザインを学ぶために最適な教材は何か」といった問いをめぐってあれこれ調べながらも、そこには「デザインとは何か」という沼のような問いがある。 今日は、デザインの重要な要素として語られる「デザイン態度」を軸に、『コ・デザイン』『わざ言語』という2冊の本を参照しながら、「物事に対する心的態度を学ぶ場のあり方」を考えてみたい。 デザインとは、問題解決し、意味を与えるもの。上平崇仁著『コ・デザイン デザインすることをみんなの手に』では、デザイン研究者の言葉を引きながら、デザインとは「問題解決」および「意味を与えること」であるとしている。デザインは見た目をいい感じにスタイリングするツールではない。ものごとをより良くしたり、新しいまなざしで捉えることを可能にす