グーグルは知財バブルに翻弄されたのか？Android陣営の弱体化とライバルの活性化を招きかねないモトローラ買収の真意とは

1975年生まれ。慶應義塾大学・大学院（政策・メディア研究科）修了後、三菱総合研究所にて情報通信分野のコンサルティングや国内外の政策調査等に従事。その後2007年に独立し、現在は株式会社企（くわだて）代表として、通信・メディア産業の経営戦略立案や資本政策のアドバイザー業務を行う。16年より慶應大学大学院政策・メディア研究科特任准教授。 スマートフォンの理想と現実 2011年はスマートフォンの普及が本格化する年になる…。業界関係者の誰しもがそう予感していた矢先に発生した東日本大震災は、社会におけるケータイの位置づけを大きく変えた。しかし、スマートフォンの生産に影響が及びつつも、通信事業者各社はその普及を引き続き目指し、消費者もまたそれに呼応している。震災を受けて日本社会自体が変わらなければならない時に、スマホを含むケータイはどんな役割を果たしうるのか。ユーザー意識、端末開発、インフラ動向、ビ

[georgew]

スマートフォンの開発において、世界的なダイナミクスの中に日本勢は参加できていない以上、良くも悪くもそれ以上の影響はないだろう > 置いてけぼり(苦笑)。

[ushiwatat]

バランスよくまとまっている、と感じる。

[raitu]

Googleのモトローラ買収はAndroid知財訴訟対策が大きいのではという話から、アップルやマイクロソフトの動きについても扱った記事。

[isrc]

日本も含めた市場全体で風向きが変わる動き／後になって振り返った時、「あそこが転機だった」となりうる可能性を踏まえ、国内事業者も新たなポジショニングが必要

[tanakamak]

ソフトウェア企業は特許については脇が甘い傾向にある。マイクロソフトのNAP条項もその弥縫策だったのだろう。

[totttte]

＞だとしたら、彼ら自身の生存のために、htcが結果的にAndroidと距離を置く可能性さえ生じる＞それこそ今春のバルセロナでも、海外のプライベート・エクイティの顔見知りから、「日本にいいエンジニア（が在籍する会社

[tshimuran]

「モトローラは要素技術や知財は豊富なものの、プレイヤーとしてはかつてのように脚光を浴びる存在でない。出荷規模ではSamsung、斬新さではhtcがそれぞれ目立つ中で、エコシステムをリードしているようには見えない」

[mkusunok]

バランスよく目配せされた記事、確かにhtc・Samsungの立ち位置は非常に気になる。国内勢はキャリアへの再依存だけでなくデバイス系の設備投資面でのAppleとの関係も要注目

[kinbricksnow]

今回の買収の目的についてまず指摘されるのは、モトローラが保有する17,000件以上（これに加えて7,500件以上が申請中）の無線通信分野の特許である。