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『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』
『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』 赤報隊の影を追う「覚悟と矜持」 2018年4月号 連載 [BOOK Revie... 『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』 赤報隊の影を追う「覚悟と矜持」 2018年4月号 連載 [BOOK Review] by 有田芳生(参議院議員) 朝日新聞阪神支局(1987年5月3日)などを襲った赤報隊事件から30年がすぎた。あの日曜の夜にNHKで速報が流れた瞬間の衝撃はいまも身体に残っている。「朝日ジャーナル」の「霊感商法(統一教会信者が行っていた)」批判チーム2人のうちのひとりとして緊張の日々がはじまった。なぜか。本書で実名を伏せて詳しく紹介されているように、統一教会と関連組織である国際勝共連合の周辺が捜査の対象になっていたからだ。朝日新聞記者なら怒りとともに当事者としてさらに切実な緊迫感に囚われたことだろう。事件が起きてからずっと、定年を迎えてからもなお赤報隊の影を追っている記者がいる。それが本書の著者である樋田毅さんだ。 一気に読んだ。知らないことが多かった。朝日新聞の名古
2024/05/05 リンク