質問第一三六号 白リン弾の使用禁止に関する質問主意書 右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。 平成二十一年四月十六日 参議院議長 江田 五月 殿 白リン弾の使用禁止に関する質問主意書 防衛省は四月六日の沖縄及び北方問題に関する特別委員会での私の質問に対し、米海兵隊が矢臼別演習場での沖縄県道一〇四号線越え移転訓練(以下、「一〇四越え訓練」という。)で白リン弾を使用したと答弁した。 戦闘での白リン弾使用による民間人への深刻な被害は、これまで二〇〇四年の米軍によるイラク・ファルージャ攻撃、昨年十二月から今年一月にかけてのイスラエルのガザ攻撃等の悲惨な映像で明らかになり、大きな国際的批判が起こっている。白リン弾使用国が仮にこれを発煙弾として使用したとして、国際法に違反しないと強弁を続けたとしても、結果的に多くの民間人、子どもたちを傷痍した非人道兵器であることに疑いはない。政府が使用禁止
2023年10月7日からイスラエル南西部のガザ地区を支配する武装組織ハマスがイスラエルに先制攻撃を行い戦争状態になりました。奇襲を受けたイスラエルは民間人が大量に殺傷される大損害を受け、報復反撃で大規模な地上戦が直ぐにでも開始されそうな情勢です。またレバノンの武装組織ヒズボラもハマスに同調してイスラエルを攻撃する動きを見せています。ただしヒズボラは戦闘準備をしていなかった模様で、イスラエル北部のレバノン国境で直ぐに大規模戦闘になる兆候はまだありません。 イスラエル軍の地上部隊によるガザ逆侵攻はまだですが、既にガザへの空爆と砲撃が始まりました。その中で155mm榴弾砲からM825A1白リン弾の使用がガザとレバノン国境で確認されています。イスラエル軍による白リン弾の使用は2009年以来で14年振りです。このままガザで大規模な地上戦が始まると、白リン弾は大量使用されてしまうのでしょうか? ただし
『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』 赤報隊の影を追う「覚悟と矜持」 2018年4月号 連載 [BOOK Review] by 有田芳生(参議院議員) 朝日新聞阪神支局(1987年5月3日)などを襲った赤報隊事件から30年がすぎた。あの日曜の夜にNHKで速報が流れた瞬間の衝撃はいまも身体に残っている。「朝日ジャーナル」の「霊感商法(統一教会信者が行っていた)」批判チーム2人のうちのひとりとして緊張の日々がはじまった。なぜか。本書で実名を伏せて詳しく紹介されているように、統一教会と関連組織である国際勝共連合の周辺が捜査の対象になっていたからだ。朝日新聞記者なら怒りとともに当事者としてさらに切実な緊迫感に囚われたことだろう。事件が起きてからずっと、定年を迎えてからもなお赤報隊の影を追っている記者がいる。それが本書の著者である樋田毅さんだ。 一気に読んだ。知らないことが多かった。朝日新聞の名古
1987年5月3日夜、散弾銃を持った目出し帽の男に襲撃された兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局。銃弾を受けた29歳の男性記者が死亡し、42歳の別の記者も重傷を負った 2月2日、谷光一国家公安委員長に対し「異例の質問」がなされた。35年前に発生し、未解決のまま2003年に時効となった「赤報隊事件」と、旧統一教会との関連について答弁が求められたのだ。昭和犯罪史に残るコールドケースの真相は......。 * * * 第211回通常国会が先月23日に召集されてから、連日の国会論戦に臨んでいる岸田文雄首相は、支持率が低空飛行を続けるなど、難しい政権運営を強いられている。 原油高に伴う物価・エネルギー価格の高騰で国民の不満は高まるばかり。長男で政務秘書官を務める翔太郎氏の外遊中の行動に批判が集まっているほか、経産省出身の荒井勝喜元首相秘書官が、性的少数者(LGBT)や同性婚カップルへの差別発言で更迭に
【ワシントン=大内清】バイデン米政権は1日、ウクライナ侵略を続けるロシア軍が、化学兵器禁止条約(CWC)で禁じられている化合物クロロピクリンをウクライナ軍に対して戦場で使用したと断定した。バイデン政権は同日、化学兵器の製造に関与した露政府機関などを含め、軍需産業などの計約280団体・個人に制裁を科すと発表した。 【写真】ロシア軍は民間人を巻き込む残虐な攻撃を繰り返している ウクライナのゼレンスキー政権は、露軍がクロロピクリンを含む複数の化学兵器を戦場で使用していると主張していた。 クロロピクリンは暴徒鎮圧用の催涙ガスにも用いられる化合物で、第一次世界大戦では窒息性の毒ガス兵器としても使用された。国務省は「要塞化された陣地からウクライナ軍を追い払うこと」などを目的に使用されたと指摘。化学兵器計画に関連する露政府の3機関と露企業4社を制裁対象に指定した。 またバイデン政権は、ロシアの北極圏での
(CNN) パレスチナ自治区ガザの当局は25日、南部ハンユニスのナセル病院に集団で埋められていた遺体の捜索を終了し、計392人の遺体を掘り起こしたと発表した。中には手術着を着たままの遺体もあった。 南部ラファで記者会見したガザ民間防衛隊は、イスラエル軍が撤収した後に同病院で発見された遺体のうち、165人は身元が確認され、227人についてはまだ確認できていないとした。 遺体は病院内の遺体安置所前と安置所の裏、透析棟の北側の3カ所に集団で埋められていたという。 イスラエル国防軍は、自分たちがパレスチナ人の遺体を集団で埋めたという情報は虚偽だと主張し、ナセル病院の埋葬地はパレスチナ人によって数カ月前に掘り起こされたとしている。 民間防衛隊は、およそ100人の遺体についてはイスラエル国防軍の作戦が始まる前にナセル病院の墓地に埋葬されたものだったと認めている。 21日に現場を訪れたCNN通信員は、病
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く