超円安の構図を読み解く～「国力低下」はトンデモ論、真因は内外金利差と経常収支の中身にあり（竹中 正治） @gendai_biz

大幅な円安が続いている。1ドル＝150円台という相場（名目相場）を「大幅な円安」と一般の人でも感じるのは、海外旅行をした場合に、例えば米国で1ドル＝150円で換算した時に、国内の価格と比較して「高い！」と感じるからだ。 この時、人は通貨の購買力で為替相場を評価していることになる。つまり1ドル＝100円の時に比べると、米国の物価は円換算にすると50％も上昇しており、それを高いと感じているわけだ。 振り返ると、1980年代後半から90年代半ばまでの円高進行の時期（1ドル＝160円⇒80円）には、日本人が海外旅行に出ると「安い！」と感じて、高級ブランド物などを買い漁って帰国する風潮が広がった。今は逆で外人観光客の「爆買い」がデパートなどの売り場を賑わせている。 円安の2つの要因 なぜ大幅な円安が起こったのか。まずそれを読み解いてみよう。この点では私を含むエコノミストの見解は、次の2点で説明できる

[bfoj]

ここ15年、円を弱くしないと、中国に価格で対抗できなかった。人件費を減らすのが国策だった。金利を上げられない体質を作ってしまったのと同時に、受注も増やせず、国力(生産力)も低下している。

[paravola]

（国債の利払いのことは書いてなかった）第1の金融的要因は内外金利格差の拡大である／円高への揺れ戻しがどの程度になるかは、金利格差の変化次第

[kj40ic15]

円高で騒ぎ円安で騒ぐマスゴミ。どうすればいいんだw

[ite]

まあ金利だよな。「国力低下」は日本下げで快感を得る特殊性癖のオ◯ニーだろw

[suikyojin]

「国力低下」は別にトンデモ論じゃない。30年も放置していれば、国力に限らず、様々な能力が低下するのは当たり前。コンクリートの落下のように、手入れをすべきインフラは掃いて捨てるほどある。

[howlingpot]

そもそも国外市場の方が圧倒的に大きいんだから、経常黒字が増えるにつれて国内の投資機会に回る分が相対的に減るのは自然だよね。あとは円高時代の赤字を見てもわかるように為替よりも資源高の影響が大きい。

[daruism]

アメリカの利下げ時期次第だけど、だいたいここに書いてある通りじゃないかな

[auz]

貿易収支の黒字はほぼ円買いになるが、直接投資の収益は約半分が海外に再投資され、円買いに繋がらない