『おかえりモネ』、タイトルの「おかえり」に込められた「深い意味」（岡室 美奈子） @gendai_biz

NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』が終わった。素晴らしい朝ドラで、当分余韻が消えそうもない。本作は、東日本大震災から10年の節目に震災後の東北を描いたドラマでもあり、そこにはさまざまな困難もあっただろう。 しかし「非当事者がいかに震災後の東北に向き合えるか」は、まさにこのドラマが問いかけたテーマそのものだったのではないだろうか。ここではヒロインのモネがその問いにどう答えたのかを中心に、改めて『おかえりモネ』を振り返っておきたい。 これまでにない「無力なヒロイン」 モネ（清原果耶）はわかりにくいヒロインである。少なくとも従来の元気で明るい優等生的なヒロインとは一線を画す。考え込むシーンも多く、元気はつらつというよりは、むしろ悩み多きヒロインだったと言えるだろう。というのも、モネはわだかまりを抱えた人物として登場するからだ。 モネは東日本大震災の当日、たまたま父の耕治（内野聖陽）と高校の合格

[Southend]

セリフやシチュエーション等に数々のリフレインを仕込んで「循環」を表現し、最終回で永浦家と及川家、そして菅波先生の輻輳する「おかえり」と「行ってきます」に収斂させた脚本・演出力と演者の技量、見事でした。

[kitaido0]

やりたいことはわかるしその心意気の高さは賞賛だけど、もうちょっと描きようあったんでは

[timetosay]

すーちゃんの都会への固執が１番心にきた…。　地元で頑張るのが偉いみたいなのなんなの？！って叫び。

[kjin]

「わからないけど、わかりたいと思ってる」が限界で自分優先だよなあ、と。「今だけ」も今で今が無いと明日には繋がらない人もいるし。前を向くとかではなく、最後亮ちんの船見に行かなかった父が誠実と思う。

[nohohonkajika]

あの辛いシーンが深く静かに、心に沁みていく。素晴らしい考察。

[bros_tama]

モネと言えば睡蓮の池に橋…（ドラマ見ればよかった）

[shig-i]

いろいろ気づかせてくれる記事。「水のようにめぐるモネ」とか、なんで気づかなかったのだろう。