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金属元素を使わないカーボン系材料のみの電子回路を開発― 有機半導体技術により電子ゴミ問題解消に貢献 ― | ニュースリリース | NTT
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金属元素を使わないカーボン系材料のみの電子回路を開発― 有機半導体技術により電子ゴミ問題解消に貢献 ― | ニュースリリース | NTT
◆金属元素不使用(メタルフリー)でありながら、室温大気下で安定に動作する、カーボン系材料のみで構成... ◆金属元素不使用(メタルフリー)でありながら、室温大気下で安定に動作する、カーボン系材料のみで構成された相補型アナログ・デジタル回路を開発しました。 ◆高いキャリア移動度を持つp型およびn型有機半導体の薄膜単結晶、それらに適した電極特性と回路パターニング可能なプロセス性を併せ持つ導電性カーボン、そして優れたプロセス耐性と絶縁性を有する高分子材料の組み合わせにより、有機トランジスタから成る本回路の作製に成功しました。 ◆本成果を電子タグやセンサデバイス等の電子デバイスへ展開することで、従来の電子ゴミ(e-waste)に関連する様々な問題の解消への貢献が期待できます。 カーボン系材料のみで構成された相補型アナログ・デジタル回路のイメージ図 将来はディスポーザブルエレクトロニクスへの展開を見込む。 発表内容 国立大学法人東京大学(以下「東京大学」)大学院新領域創成科学研究科の渡辺 和誉 特任助教