自分らしさの多様性が否定される煩わしい世界 | 死にがいを求めて生きているの | Harumari TOKYO

朝井リョウさんと“平成”という時代の対立について考える連載。続いては、インターネットとSNSが隆盛する社会の中で、ひとりの人間として社会との距離をどう保つのかを聞いてみた。 ここで朝井リョウさんの学生時代について聞いてみたい。平成という時代観の一側面である「オンリーワン地獄」。子供の頃から小説が好きだった朝井さんは、まさに平成の時代の中で、その「自分らしさ」や、周りの人との違いについてどのように感じてきたのだろうか。 「そもそも、小説を書くことが自分らしいと自覚したことはありません。周りのクラスメイトがゲームが好きだったり野球が好きだったり、そういうことと同じで、私は小説を書くことが好きでした。自分らしさについてあまり考えなくても良かったのは、自分が好きなものが偶然少数派だったということも大きいかもしれないですね。小説や物語を書く時間を確保することが、どの年齢の時でも最重要事項としてあった

[hase0831]

“局面だけでなく「時系列で一貫性を求められる」という地獄。人間なんて、好きなことも、考えていることも変わる生き物であるはずだ”

[facebooook]

“自分の好きなこと、できることを自分で認める内面的な作業” 「人間の心は流動的であることにすごく自覚的になるので、『一貫して正しくあれ』という空気は苦手だし、そもそも不可能だと思っています」

[Ta-nishi]

一貫性を求められるネット社会の苦しさというけれど、サブ垢でそこは解決していくものなんじゃないかな。有名小説家のように大きすぎるアカウントでは難しいのかも知れないけれど。

[change_k]

一貫性の無さをあげつらう攻撃。ネットでたまに見るが、これをやる人は人間への想像力が足りない。

[Humisawa]

社会的運用のために無矛盾な人間的実存が要請されるからこじれる　“ダブルスタンダードって嫌がられますけど、そもそも人間ってダブルどころか、ハンドレッドスタンダードぐらいのもんだと思います。”