「左翼」としてのマラドーナ。常に弱者の側に立った天才フットボールプレイヤー « ハーバー・ビジネス・オンライン

マラドーナが左翼であることを公言していたことはよく知られている。 そして2000年代に南米で続々と誕生していた左派政権に積極的にコミットしていた。キューバのカストロをマラドーナは第二の父と慕っていた。反米左派政権のボリビアのモラレス前大統領やベネズエラの社会主義政権をつくったウーゴ・チャベスや、その後継のマドゥロ政権の支持も公言していた。 「私はチャベス（大統領）を信じる。私に対してフィデル（カストロ議長）がすること、チャベスがすること、すべて最高だ。米国からくるものすべてが嫌いだし、米国が心底嫌いだ」(マラドーナ) ある時は「戦争犯罪者」キャプションのついたブッシュ元大統領の写真がプリントされたTシャツを着てチャベスとともに現れたこともある。ブッシュ政権によるイラク戦争が続いていた時代だ。 パレスチナにも共感をよせて、イスラエル非難も繰り返していた。パレスチナ大統領でPLO議長のアッバー

[xKxAxKx]

さすが、清義明氏といった感じの文章だ。 “マラドーナが左翼だというとき、私は左翼であることはどんなことかを思い起こす。それは思想ではない。左翼であるということは弱者の側につくことだ。”

[songsfordrella]

“悪漢の神業でイングランドの屈強な選手をかいくぐってゴールを決める” 誤変換かもしれないが、言い得て妙。

[lont_in]

左ウイング（ポジション）とかそういう話ではなかった

[minamihiroharu]

先頃亡くなった天才への熱い賛歌であるが「左翼であるということは弱者の側につくこと」という末尾が印象深い。なお俺は「右翼であると云う事は権力の側から物を見て考えること」だと思っている。

[katsyoshi]

左ウイングとしてって話じゃないんかい

[Edge_Walker]

「壁と卵」的な話。言うは易く行うは難し。だからこそ憧れと尊敬を受けるのだろう。

[gyogyo6]

1990年ワールドカップ準決勝でアルゼンチンとイタリアが対戦した会場はまさにそのナポリだった。できすぎよね

[ch416]

ボカ入団とバルセロナ移籍のくだりは初見だった。９０年ワールドカップ決勝辛かったろうな

[segawashin]

感動的なテキスト。ゲバラの例が出ているが、マルクス主義等との関わりよりも、弱者の側に立つ姿勢を一貫していたら左翼と見なされていたというのは、ホーチミンなど植民地解放の闘士にもよく言われたことかと。

[susahadeth52623]

＞“組織化された左派のいない国に未来はない。”／理論としてでなく感覚として「いつどんな時も弱者につく左翼」としてのマラドーナ

[bml]

今の左翼はインテリ過ぎてトランプに有権者取られちゃうぐらい。理想は格好いいが、現実的な策をしない。

[kowyoshi]

マラドーナと聞いても、お笑いのスーパーマラドーナしか知らない人に読んで欲しい

[u-chan]

マラドーナの一面についてよく書けたテキスト。プレーヤーとしてのマラドーナでない側面をよく表現できてるのがクストリッツアの🎬『マラドーナ』。

[elpibe]

サッカーは専門外のHBOなのによくまとまっていると思ったら清義明さんだった……。