『山口晃 親鸞 全挿画集』五木寛之「親鸞」連載で全開になった山口晃ワールド - HONZ

厚さは約4.5cm、総ぺージ数696の大型本だ。重さは1kg以上。我が家のキッチンスケールの針が振り切れたので計測不能だった。 2008年9月から2014年７月まで1052回にわたって地方紙に連載された五木寛之の長編小説『親鸞』に添えられていた挿画の総集である。もちろん1052点の挿画は原画通りフルカラーで収録されている。 若い世代には、五木寛之の小説を読んだことはないが、山口晃の絵は好きだという人も多いかもしれない。私もその口で、この挿画集は楽しみにしていた。 山口晃の絵の魅力は見る側の想像力をかならず超えることだ。代表的な作品イメージとしては、狩野派のような金雲を使った画面構成で現代と近代が融合した繁華街を俯瞰し、さらに機械仕掛けの馬に乗った戦国武士まで登場させるという、時間と空間を横断した作品だ。その筆致は精密で、画家の奇想をそこかしこに見つけ出す楽しみもある。下手をすると絵の前に3

[don_tacos]

時々こんな本があって誰か仲の良い人とお茶飲みながら見て笑えると良いなと思うけど、そのために6000円の本を買うかというと「コスパ」を考えて諦めてしまう。美術展に行くと2000円位かかるけど。

[uporeke]

五木寛之が口を出して親鸞の顔を描かせなかった経緯を知ると、よくぞここまで発想を広げたなと思う。手元にないことが損失なので、小説と両方買いました

[mekurayanagi]

欲しいが…

[mshkh]

欲しい気はするけど、Amazonで5,940円か。重さも、Amazonのカスタマーレビューによれば、1.6kgを超えるとか。うーん

[gooseberry0726]

“山口晃 親鸞 全挿画集”