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『幻の女』ウイリアム・アイリッシュ|ストーリーも文体も完璧な名作 - 書に耽る猿たち
『幻の女』ウイリアム・アイリッシュ 黒原敏行/訳 ★ 早川書房 [ハヤカワミステリ文庫] 2022.2.19... 『幻の女』ウイリアム・アイリッシュ 黒原敏行/訳 ★ 早川書房 [ハヤカワミステリ文庫] 2022.2.19読了 ミステリなのにミステリファン以外からも根強く人気があり名作と名高い。おそらく、文章の美しさが読者を虜にする理由であろう。絶賛されている冒頭の一文はこんな文章から始まる。 夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。(11頁) こんな出だしから始まるなんてうっとりせずにはいられない。さて、文体もじっくり味わうつもりで丁寧に読んでいたのだが、これが、ストーリー展開の巧みさ、ミステリの緊迫感が最高潮に達して、頁を捲る手が止まらなかった。久しぶりにとてもおもしろく読めた。 妻と口論をしたヘンダースンは、あてどもなく街を彷徨い、あるバーで知り合った女性と食事をし、劇場でショーを観るなど6時間一緒に過ごす。深夜にヘンダースンが家に帰ると、妻が殺されていた。警察は夫であ
2023/02/09 リンク