ボーモルのコスト病 - Wikipedia

ボーモルのコスト病 (Baumol's cost disease) は、経済学用語の一つ。単にボーモル病、コスト病とも呼ばれている。ボーモル効果と呼ばれることもある。 経済学者ウィリアム・ボーモルとウィリアム・G・ボーエンによって1960年代に見出された現象である。ボーモルとボーエンの研究は、もともと実演芸術に関してなされた。ボーモルとボーエンは、ベートーベンの弦楽四重奏を演奏するのに必要な音楽家の数は、1800年と現在とで変わっていないということを指摘した。つまり、クラシック音楽の演奏の生産性は上昇していない。他方、自動車製造部門や小売部門のような商業部門では、機械や器具の技術革新によって絶えず生産性は上昇している。それに対して、実演芸術や看護、教育のような労働集約的な部門では、人的活動に大きく依存しているため、生産性はほとんどあるいはまったく上昇しない[1][2]。弦楽四重奏の例と同じ

[otauwohikki]

“　ボーモルのコスト病 (Baumol's cost disease) は、経済学用語の一つ。　単にボーモル病、コスト病とも呼ばれている。　ボーモル効果と呼ばれることもある。　”　　　　/

[morita_non]

「ボーモルのコスト病は、公立病院や公立大学のような公共サービスの生産性が上昇しないことを説明するために、用いられてきた。」日本やっちゃってるなあ。

[haruhiwai18]

"コスト病は、公立病院や公立大学のような公共サービスの生産性が上昇しないことを説明するために、用いられ"　→別に民営化を正当化してるわけではないのか／労働集約性自体は 民営化してもあまり変わらないからか

[maturi]

http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20090816/machinesourcing　補助的にhttp://d.hatena.ne.jp/himaginary/20101217/Summers_EPI_speech

[taitokaku]

なんかカッコいいからブクマ

[IMO_foggy]

頭の片隅においておこう

[atsushifx]

看護、研究など人的リソースに依存した作業の生産性向上は難しい。これからの経済成長で切り込むべき課題

[YOW]

＞元々、実演芸術に関してなされた研究／行政活動の多くはかなり労働集約的であり国民一人当たりの人員を削減することは難しく生産性の上昇は可能ではない。結果、官僚制の費用はGDPよりも大きく増大していく