全能の逆説 - Wikipedia

全能の逆説（ぜんのうのぎゃくせつ、英: omnipotence paradox、全能のパラドックス）とは、論理学・哲学・神学等において、全能と論理学的不可能との関係を扱った問題[1]。この逆説は全能者の論理学的矛盾を示しており[2]、極端な例で言えば、全能者は自分自身を《永遠にいかなる意味でも存在しない》ようにすることはできない[3]。他の例で言えば、全能者は「四角い円」や「7+5=75」を成立させることができるように見えるが、それらは論理学的不可能であり、全能者は矛盾している[4]。全能者はどんなことでもなし得る、と考えることは論理学的に正しくない[3]。 もし全能が《論理学を超越した能力》である、または《神（全能者）の論理》であると言うなら、全能とは、「四角い丸」のような形をも作成できる《非論理学的能力》である[5][注 1]。この場合、全能についての主張・議論等から論理学を切り捨てる

[noshuke]

"※全能者は自ら全能であることを制限し、全能でない存在になることができるか" "※全能者は＜重すぎて何ものにも持ち上げられない石＞を作ることができるか"

[escape_artist]

サイコパス第二期で出てきたやつ。これも自己言及系だよね。

[sessendo]

全能者は自ら全能であることを制限し、全能でない存在になることができるか？／全能の逆説 - Wikipedia

[knmsyk]

全能者は自ら全能であることを制限し、全能でない存在になることができるか

[heis101]

「この問題に対する近現代の取り組みは、意味論の研究、即ち言語--従って哲学も--全能性そのものを有意味に記述することができるのだろうか、という点を含んでいる。」

[boxeur]

"田中芳樹は「銀河英雄伝説」の中で登場人物の一人に「全能の神は自分の言うことを聞かない女を作れるか」という表現でこの逆説に言及させている。"

[Erlkonig]

【紀】の概念によってによって一挙解決。

[mind]

「全能者は自ら全能であることを制限し、全能でない存在になることができるか」 「全能者は＜自分が持ち上げることのできない石＞を作ることができるか」 ――＜制憲権の限界 とか