途上国の債務再編交渉、欧米諸国で中国への批判高まる

債務返済が不可能な発展途上国が増える中で、欧米諸国からは１０月１０日の週に、途上国との債務再編交渉を進める上で世界最大の二国間債権国である中国が主な障害になっているとの批判が相次いだ。写真は上海金融街の様子。３月撮影（２０２２年 ロイター／Aly Song） ［ワシントン １４日 ロイター］ - 債務返済が不可能な発展途上国が増える中で、欧米諸国からは１０日の週に、途上国との債務再編交渉を進める上で世界最大の二国間債権国である中国が主な障害になっているとの批判が相次いだ。 イエレン米財務長官は１４日、国際通貨基金（ＩＭＦ）と世界銀行の年次総会で記者団に、高インフレ、金融引き締め、為替の圧力、資本流出などで途上国の多くは債務負担が重くなっており、さらなる対応が急務だと訴えた。夕食会などでアフリカ諸国の財務相とこの問題について話し合ったという。 「ロシアはウクライナでの戦争を中止すべきであり、

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「途上国との債務再編交渉を進める上で世界最大の二国間債権国である中国が主な障害になっていると」「最貧国が直面する今年の公的および民間の債権者への元利払いは総額350億ドルで、その40%以上を中国が占める」