〔株式マーケットアイ〕日経平均は堅調、ロールオーバー順調で先高観広がる

日経平均は堅調。前日比で一時１００円を超える上げとなった。日銀や公的年金による買い期待が下値を支える構図が続くなか、「週末のメジャーＳＱ（特別清算指数）に向けて、プレミアムが付いた形で期先へのロールオーバーが順当に進んでおり、先高観につながっている」（国内証券トレーダー）との声が出ている。 日経平均は下げ渋り、１万８６００円台後半で推移している。一時プラスに転じた。建設、医薬品が高いほか、市場予想を上回る１月機械受注を受けて精密、機械などもしっかり。市場では「前日先物主導で下落した反動に加え、朝方発表された１月機械受注で設備投資の底堅さが示されたこともポジティブ材料。米国景気回復による輸出増が寄与したと考えられる」（国内証券）との声が出ている。