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楊枝(ヨウジ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
《もと楊柳の材を用いたところから》 1 歯の間にはさまったものを取り除いたり、食物を刺したりするの... 《もと楊柳の材を用いたところから》 1 歯の間にはさまったものを取り除いたり、食物を刺したりするのに用いる、先をとがらせた細く短い木の棒。つま楊枝。小楊枝。 2 歯のあかをとり、きれいにするための道具。楊柳の材の先端をたたいて総ふさ状にしたもの。ふさ楊枝。 3 楊やなぎの枝。昔、病気の治癒ちゆを願ったり、人に害を与えたりするための呪まじないに用いた。 [類語]爪楊枝・高楊枝 歯を掃除する用具。現在,一般に〈ようじ〉の名で呼ばれているのは〈つま(爪)ようじ〉くらいのものであるが,かつて歯ブラシのことをも〈ようじ〉と呼ぶことが多かったのは,以前,歯を掃除するのに広くようじが用いられたことを物語っている。ようじを用いて歯を掃除する習俗は早くインドに起こったもので,これをサンスクリットで〈憚哆家瑟詫〉と呼んだが,この語は直訳すると〈歯木〉という意味であった(《南海寄帰内法伝》)。古くカンボジアなど