愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 映画『火垂るの墓』で高畑勲監督が伝えたかったこと（アニメージュ1988年5月号から）

これは以下の日記の続きです。 →『火垂るの墓』は宮崎勤事件と関連して見たような記憶があった で、とても重要なことですが、ぼくの前回の日記は高畑勲監督のメッセージを読み間違えていました、すみません。 ということで、1988年5月号アニメージュに掲載された、高畑勲監督の言葉を全文引用します。p46-47。太字は引用者によるものです。 反時代的だった清太と節子の生活 映画「火垂るの墓」は、昭和20年、空襲によって母を喪い、家を失った兄妹、清太と節子のふたりだけの生活を中心にすえている。この楽しくも、また哀しい”家庭生活”について、高畑勲監督にうかがった。 最小単位の”家庭” 清太14歳、節子4歳。戦時下の日本ではやや恵まれた家庭に育ったと思われるふたりは、空襲によって母をなくし、親類の家にも居づらくなり、壕でふたりだけの生活をはじめる。それは節子の死によって終わりを告げるのだが、この映画は、その

[toya]

（更新再開されたのかと思ってめちゃくちゃ驚いたけど違った）

[hilda_i]

わからなくもないと思いつついやでもダメだろとも思うしでも子供ってそういうものでもあるけど、それにしても清太と節子はそんなに罪深い？成仏させてあげてよって思うわ。

[soylent_green]

「(このきょうだい二人の生活は）成功したんじゃないかと思います。成功したにもかかわらず妹が死んでしまうというところに、この物語の悲劇性、ひいては神話性がある」恐ろしいなあ

[naochin]

@yuantianlaoshi 引用したブログならここにあります。

[unamuhiduki12]

高畑「清太と節子が生きた時代というのは（中略）社会生活の中でも最悪最低の”全体主義”がはびこっていたんです。清太はそういうところから自らを解き放つわけでしょう（後略」

[synonymous]

人の世と心を測るリトマス紙

[nuryouguda]

この兄妹ふたりの家庭生活は成功したんじゃないかと思います。成功したにもかかわらず妹が死んでしまうというところに、この物語の悲劇性、ひいては神話性がある

[gonzales66]

昨日テレビで見て納得「そうではないんじゃないでしょうか。成功したんじゃないかと思います。成功したにもかかわらず妹が死んでしまうというところに、この物語の悲劇性、ひいては神話性があると思うんですが。

[geromi]

今はまた全体主義になってきてる感じがする

[webmarksjp]

映画

[movableinferno]

「火垂るの墓」高畑監督コメント

[nowheremann]

充実した生…ご本人が言うんじゃきっとそうなのか。ただその「充実」を微笑ましくは観ていられなかった。相対的・現実的に（これナンセンスだけど）、少年の暴走した先に道標の無かったことは、とても残念だと思う。

[summercontrail]

"妹の死によってこの兄妹ふたりの家庭生活は""成功したんじゃないかと思います。"

[ttpooh]

その純粋さが痛いほど伝わるがゆえに、見るものに激しい感情と反戦(厭戦)意識を呼び起こすんだろう。

[mahal]

一読して思い出したのは、「武装錬金」の桜花＆秋水。和月センセイがこのキャラを考えたときにどの程度「火垂るの墓」を意識してたかは興味あるな。

[memoclip]

高畑勲監督の当時の意図。

[MASASCIANTE]

『アニメージュ』1988年5月号に掲載された映画『火垂るの墓』についての記事（高畑勲監督のインタビュー含む）引用。

[khiimao]

映画「火垂るの墓」監督インタビュー起こし。

[zeroset]

高畑勲って、根本的にタナトス志向な人ですよね

[takanofumio]

>家庭を営むには、大きくいって衣・食・住が必要<　この人は根っから左翼なんだなー

[sea_side]

すごい映画なんだな。