ニュースアップ：教員の管理職任用制限 国籍の壁、今もなお＝地方部・鵜塚健 | 毎日新聞

かつて勤めた職場の前で、「国籍に関係なく、能力が発揮できる教育現場になればいい」と話す方政雄さん＝神戸市長田区の兵庫県立湊川高校で、鵜塚健撮影 ＜談論“西”発＞ 幅広い分野で近年、外国人の社会参加が進む一方で、今も「壁」は存在する。全国の公立学校の教員採用を巡っては１９９１年に「国籍条項」が撤廃。各地で外国籍の教員が教壇に立つが、その多くは「教諭」ではなく「期限のない常勤講師」としての採用で、校長や教頭はおろか主任にすらなれないのが実態だ。一人の在日コリアン男性の人生をたどり、外国籍教員の機会の制限について考えたい。

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#フクシ・エントリ “91年に当時の文部省は、国籍による制限を撤廃すると通知。しかし、教員採用試験への受験は認める一方で、合格しても日本人と同じ「教諭」にはなれず、「任期のない常勤講師」とする内容だった”