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村民、知事に「辞めたら移住して」 空白の12年が奪った再生の機会 | 毎日新聞
集会で村民からの質問に答える五木村の木下丈二村長(左)=熊本県五木村の五木東小体育館で2024年4月21... 集会で村民からの質問に答える五木村の木下丈二村長(左)=熊本県五木村の五木東小体育館で2024年4月21日、西貴晴撮影 熊本県の球磨川支流の川辺川に国が建設予定の国内最大規模の流水型ダムを巡り、水没予定地がある五木村の木下丈二村長が21日、村民集会を開き、ダム建設の受け入れを正式に表明した。住民の一部からは反発の声も出たが、目立った混乱はなかった。構想から半世紀以上。賛成派と反対派による地域の分断、その後の計画の方針転換など、翻弄(ほんろう)され続けた村の「同意」を受け、計画が本格化する。 「知事を辞めたら…」住み続ける者の声 「知事を辞めたら村に移住してきてください。一緒に『ひかり輝く村』になるように見届けてくださいよ」 2023年6月、熊本県五木村の振興計画に関する国、県、村主催の説明会。質疑の時間で元村職員の岡本民生さん(77)は、その場にいた蒲島郁夫知事(当時)にこう問いただした。
2024/04/22 リンク