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魔王を倒さない事を条件に異世界へと送り出された - 第七話 祈り
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風呂は最高だった。ついでに言えば、風呂上りの二人も最高でした。上気した肌。濡れた髪。寝る為のゆっ... 風呂は最高だった。ついでに言えば、風呂上りの二人も最高でした。上気した肌。濡れた髪。寝る為のゆったりとした服。普段とはまるで違うその姿にどぎまぎとした。一日の終わりに風呂に浸かれるというのは、なんとすばらしいことか。飯も最高というほどではないが美味く、満足のできる味だった。いつも以上にぐっすりと眠ることが出来た。 今までならば朝ギルドの資料室で待っていたが、同じ宿ということで食堂で二人を待つ。 ダンジョン内で食事を取ることは少ない。誰だってゾンビの饐えた臭いの中で食事を取りたくなどない。その為、朝しっかりと食事を取るようになった。以前なら胸焼けしていたはずのステーキだろうと、今ではぺろりと食べられる。ゾンビ階の後だから今日はさすがに食べる気にはならなかったが……。 泊り客に探索者が多いためか、この宿は朝早くにも食事を取ることが出来た。わざわざ外に食事を摂りに行く必要がないのはあり難い。食事