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異常な男女役割「刷り込み」が日本をだめにする 「女性、何でもできると信じて」 国連・中満事務次長インタビュー | 47NEWS
国連日本人職員の最高位である事務次長の中満泉・軍縮担当上級代表(56)は、20代で国連入りし、ス... 国連日本人職員の最高位である事務次長の中満泉・軍縮担当上級代表(56)は、20代で国連入りし、スウェーデン人外交官と結婚した。海外暮らしが長いが、日本生まれの日本育ちで帰国子女でもない「普通の女性」という中満氏に、男女間格差が根強く残る日本の現状をどうみているのか語ってもらった。(聞き手、共同通信=山口弦二) ▽スウェーデンの議会はどうして男女同数か ―国連や北欧など欧米先進国では男女同権が進んでいる。日本とは何が違うのか。 中満 いろいろなことが違う。これだけを変えれば男女同権が進むかというと、残念ながらそうではなくて、いろいろなことを同時進行で変えていかないといけない。日本は、法律上は平等があって育児休業があってと制度は整っているが、国会の女性議員の比率を上げるとか、そういうところはまだ全然整っていない。 例えばスウェーデンの議会がどうして男女同数になったか。向こうの選挙制度は比例代表
2020/03/09 リンク