ミスター村上とボストンの伯母｜山邊鈴

村上春樹氏が居たウェルズリー大学で2023年春学期を過ごした「わたし」の記録です。 １．伯母の町に春樹が来る「私には母の姉にあたる伯母がいるの。ねえねって呼んでた。オレンジのラパンっていう車に乗ってる、まつ毛がくるんと上がったひと。車に乗ったらいつも『ラパパパパパパン、不思議な笑顔♪』って歌を歌って、前方のミラーにかけた匂い袋が揺れてて。ラックには、ねえねが好きな槇原敬之のCDが数枚入ったケース。マイケルジャクソンも好きで、スリラーを流しては怖がる私を笑ってた。何より凄いのはね、ねえね、本を読むの！よしもとばななと、村上春樹。そんなに本の虫って訳じゃないんだろうけど、大人の女の人の家に本がある、ってだけで、ねえねはこの本を読んで悲しくなったり嬉しくなったりするんだなって思ったら、それがすごい嬉しかった」 「で、なにがいいたいわけ？」 「セシル、私にとってあなたがその叔母みたいだってこと。」

[Louis]

『飛び出せバカラッチ隊』『村上春樹、河合速雄に会いに行く』書名が誤りだらけなの、検索除けを思ってのことなのか。文芸にリスペクトのない人なのだなと感じた。

[santec1949]

面白かった。小説のよう。まあ74歳の男はそんなもんだし作家は作品があれば、その作品も最近あれだが過去にあれば、本人はどうでも良いよ。最初から期待しない。近年自分語りがひどくても、それを含め。

[sho005037]

作家のパーソナルな部分に自分の言葉が届けば、という思いは自分もよく抱くけど、絶対に無理だとも思う。

[gnt]

どんどんイライラしてほしいと思った。

[namisk]

現場の学生からはこう見えたんだなあ。ウェルズリーの講演内容は「新潮」に掲載されていて読んだが（日英とも載っていた）、あの英語は自分で書いてはいなかったのか。なんだかな

[okbc99]

“「あなたが英語が母語ではないとしても、pronoun(she/he/they)を間違えることは決して許されることではありません。もし間違えたのならば、即座に私たちはそれを差別とみなします。」”

[kre]

ヘッタクソな文章だな。余計な修飾が多すぎて目が滑る滑る。結局何が言いたかったのか読み取るのがめちゃめちゃダルいわ。

[officesitter]

村上春樹も老化は進んでいるのだろうけど、森羅万象に的確に対応することを求められたら誰でも困惑するだろうな、とは思った。ジェンダー問題はどう反応してもきっとどこかから異論が出る。

[tambox]

同じく70代の山下達郎に失望した日に村上春樹の老いの姿が書かれたこの体験記を読んで、彼らの作品に触れて生まれた過去の大事な感情が薄っすらとした色のないものに変わっていくのを感じた。でも好きだったんだよな

[i_ko10mi]

この人の小説読みたいな

[yoyoprofane]

"社会科学系の授業では誰かが傷ついて教授が平謝りして授業が終わることも珍しくない。声を聞いてもらえない人に「説明しろ」ということは暴力であるとわかりつつも、一瞬にしてthemの声を「聞かないと悪であるとされ