ノア・スミス「働く女性たちの物語にノーベル経済学賞」（2023年10月12日）｜経済学101

クラウディア・ゴールディンはいかにしていろんな糸をひとつに紡ぎ合わせたかBy Editing1088 - Own work, CC BY-SA 4.02023年のノーベル経済学賞は，クラウディア・ゴールディンにおくられた．労働市場で女性に生じた変化に関する研究が受賞理由だ．彼女が受賞してすごくびっくり，ということはない．経済学者たちのあいだでは，ゴールディンは実証経済学で進んだ「信頼性革命」(“credibility revolution”) の主要な先駆者の一人と広く認められているからだ． ノーベル経済学賞（お好みなら「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」と呼んでもいい）についてぜひ理解しておいた方がいいのは，これが典型的に研究手法の賞だってことだ．化学や医学みたいに特定の発見を称えるのではなく，ノーベル経済学賞では，いろんな発見をするための新しい方法を開発した研究者

[hunglysheep1]

リモートワークが女性のキャリア断絶を減らすのに寄与しそう、というのは同感。農業がメインの時代は女性の労働力率は高かった(家の近所で仕事ができる)訳だし

[brothert]

ある意味で最も過激なアンチフェミニズムと言えるかもしれませんね。何しろ政府や男性の協力無くして女性の就労は進むと言う訳ですから。

[lbtmplz]

“男女平等を改善する必要がある国々は――君たちのことだぞ，日本と韓国！”

[Outfielder]

「近年になって仕事に就くようになったのではなくて，いったん仕事に就かなくなった時代を挟んで，また仕事に就くようになった」ひょっとして、技術と産業構造の必然の結果で、フェミニズム運動影響力なかったのでは

[ookitasaburou]

“過去30年で，経済学は明確に実証的な方向へと転換してきた．70年代から80年代に主流だった理論偏重の研究から大きく変わっている．この転換で大きな部分を占めているのが，「信頼性革命」ってやつだ――ややこしい理

[mahal]

ミモフタだから言及しづらいとこはあるけど、仕事と家庭の両立を女性の方が強く選好してしまう(結果収入で男女差が出やすい)という性差って、ある程度進化の過程でそう選抜されて固定されがちという問題がありそうな

[dakirin]

でも、女はいっこうに下方婚してないし、家事育児を夫に任せて収入の大黒柱をしようとはしてませんよね。

[wildhog]

長時間で不規則な労働に時給プレミアムが乗るって中間管理職のこと言ってる？日本は言うほど乗らないで何か自然実験として使えないか