セイウチ(2022年6月11日撮影、資料写真)。(c) Johan NILSSON / various sources / AFP 【4月30日 AFP】北極圏にあるノルウェー領スバルバル諸島(Svalbard Islands)のホーペン(Hopen)島で、鳥インフルエンザに感染したセイウチの死骸が初めて確認された。研究者が29日、明らかにした。 ノルウェー北極研究所(Norwegian Polar Institute)のクリスチャン・ライデルセン(Christian Lydersen)氏がAFPに語ったところによると、昨年、同島で見つかったセイウチの死骸をドイツの研究所で調べた結果、鳥インフルエンザにかかっていたことが判明した。同氏は「鳥インフルエンザがセイウチで確認されたのは初めて」だと述べた。 サンプル量が少なく、H5N1亜型なのか、H5N8亜型なのかの判定は困難だった。 セイウチは