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創造とは制約である|情報処理学会・学会誌「情報処理」
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創造とは制約である|情報処理学会・学会誌「情報処理」
角野 隼斗 (ピアニスト) かつて情報系の学生であった私は,音楽家としての道を歩むようになった今でも... 角野 隼斗 (ピアニスト) かつて情報系の学生であった私は,音楽家としての道を歩むようになった今でも,人工知能(AI)が人間の創造性に与える影響に関心を抱き続けています.近年,AI技術は飛躍的な発展を遂げ,特に最近発表されたChatGPTは多くの人々に衝撃を与えたことと思います.普通の人間と区別のつかない創作をするほどのレベルに達しており,創造性とは何かという根源的な問いを改めて考えさせられます. 私が大学院生だったころ,AIを用いた自動編曲や作曲を試みていました.当初は人間では思いつかないような独創的な発想を期待していましたが,実際にはそんな甘くはなく,無秩序な出力がほとんどでした.入出力のフォーマットを工夫したり,ヒューリスティックな制約を付加すると,次第に意味のある出力が得られるようになりました. 創造性とは何かと問われれば,私は制約を設けることこそが創造の本質ではないかと考えます.