ヤン・ウェンリーが「なろう小説」の主人公に思えて仕方がない - シロクマの屑籠

銀河英雄伝説 Die Neue These 第1巻(完全数量限定生産) [Blu-ray] 出版社/メーカー: 松竹発売日: 2018/07/04メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見る 新アニメ版の銀河英雄伝説、『銀河英雄伝説 Die Neue These』を楽しみにしているけれども、タイトルに書いたように、最近、ヤン・ウェンリーが「なろう小説」の主人公みたいに思える病気にかかってしまった。 原作を読んだのも旧アニメ版を観たのも二十五年以上前で、当時は「小説家になろう」なんて存在していなかった。web小説どころかライトノベルというジャンル名すら存在していなくて、ノベルスと呼ばれていたように記憶している。 それはともかく、新アニメ版のヤン・ウェンリーが、今は「なろう小説」の主人公みたいに見えてしまう。 アスターテ会戦でもエル・ファシルでも、ヤンは奇跡のような活躍をみ

[p_shirokuma]

銀英伝やヤンが変わったという以上に、「なろう」のテンプレという色眼鏡で眺めているなぁと自覚する今日このごろ。

[honeshabri]

聖書を読んでいても「これ、なろうっぽいな」と思うことがあるので、なろう小説の構成が古典的なだけでないかと考える

[yetch]

ジョジョのアニメ観て「2ちゃん用語だらけ！」と思うようなもの。

[hobbling]

知識で無双といえば、実戦経験もなく海外の兵書を翻訳してただけのお医者さんが天才軍師になってしまう大村益次郎とか。

[Rouble]

『創竜伝』の方がそれっぽさは上かとも思う。転生してるし。

[goronehakaba]

赤毛のアンも今見ると、女とまともに話せない陰キャラがツンデレ妹と二人暮らししてるところに間違って女の子がやってきた、からのアンとダイアナのキマシタワー大建立だからね

[aht_k]

シャーロックホームズっていう、頭脳明晰で博識で難事件幾つも解決してるのにも関わらず、実は病弱でもなんでもなく格闘技の達人で、ラスボス的存在を滝壺に投げ飛ばして自分だけ助かるようなチート主人公がいてな。

[megyumi]

創竜伝も薬師寺涼子も基本は最強主人公の無双だと思う

[nagaichi]

原作はともかく旧アニメ版は「三十五年以上前」には存在しない。「わが征くは星の大海」が1988年でな。大村益次郎は作者本人が言及してたなあ。

[cider_kondo]

なろうテンプレはある日突然出現したのではなく、ネット小説界という加速世界で行われた過酷な淘汰作業の産物。田中芳樹が古典(歴史の淘汰に打ち勝った作品)に学んで構築した銀英伝と似てるのは必然である(半分本気

[frothmouth]

“『銀河英雄伝説』やヤンが変わった以上に、私自身が変わってしまったのだろう。まあでもヤンの活躍を視るのは楽しい。こればかりは今も昔も変わらない。”

[wold]

優れた独裁VS腐敗した民主制と言うチープで自己投影しやすいテーマがイキり社会派オタクに受けたと評される銀英伝だが、現在の日本はラインハルトもヤンもいない、腐敗した独裁VS腐敗した民主制の様相を呈していた…

[wdnsdy]

周りのキャラに若い女が少ないので、なろう系の主人公には見えない。なろう系っぽさはまず若い女に囲まれてこそだと思う

[mizunotori]

なろうの源流のひとつが仮想戦記という指摘もあります。 / 貴族の家に生まれて他の腐った貴族を懲らしめるのも「なろう」テンプレのひとつですけどね。 / 個人的にヤンを想起したなろう系は「やる気なし英雄譚」とか。

[zyzy]

そもそものテンプレ元というね。ただすでに出てるけど、あの結末はなろう主人公ではまずありえないというか、なろう系譜はヤンと並立するどころかメイン主人公と言えるラインハルトを設置しようとしないからなぁ……

[uchya_x]

とは言え、ヤンの所属していた勢力は最終的にはその思想の萌芽を後世に残す以上の成果は出せず、多数の優秀な幕僚達を持っていたラインハルト陣営が勝利するんだけど。

[ysync]

異世界転生無双といえばグインサーガだなと思ったら、グインサーガを読む豹頭人の若者というわけわからん光景が浮かんだｗ まぁ感情移入対象の主人公じゃないけどな。

[usi4444]

「銀英伝好きです」とプロフに書くネトウヨの存在はその辺が理由か。／新作ユリアンは、ユリアン・ミンツ史観どころか、ヤン後継者を名乗り実はトリューニヒトの後継者になりそうに見えるのは梶裕貴への偏見かなあ。

[Dragoonriders]

またなろうテンプレか、みたいな貶しは昔からあって、こんなのご都合主義の権化じゃとか言って貶されてたような記憶が…うっ！

[Tailchaser]

まあ昔からヤンは出来すぎ、ご都合主義的とは言われてたし。それ言ったら創竜伝なんかもっとなろうっぽいのでは。ヤングアダルトの祖の一人だしルーツですよルーツ

[saizo_s]

いわゆる「なろうテンプレ小説」が、過去の傑作たちのうわずみすくって作ったものとすれば、源泉に触れた時に身近なうわずみ液のことを思い出してしまっても、おかしなことではないと思う。

[SndOp]

なろう小説を読んだ田中（仮）～転生知識でジュブナイルSFを無双～

[gryphon]

七人の侍は今見れば「どこかでこの筋書きは見た」に否応なくなってしまうからねぇ。そりゃ仕方ない。なんだかんだとこの作品のエッセンスは後進に吸収されている。

[hakusai913]

数年前旧アニメ版を友人に勧められて観たとき、当時はまだなろうのことは知らなかったものの「主人公を天才として描くために周りを無能揃いにするの安直だなぁ」って思ったんだけど、この種の批判は以前からあるのね

[rain-tree]

「なろう系」って読んだことないけど、昔から使われてるオーソドックスな展開・構造・形式を持ち、かつそれが陳腐だとみなされているものなのかなと| 銀英伝自体三国志とか水滸伝的な要素あるし

[NAPORIN]

“みんなが軽んじている歴史知識を使って無双」しているようにはみえる。”田中氏文系つか歴史学部マンセーだなとは２０年前からおもってた

[chakatan]

銀英伝はユリアンが残した手記を元に書かれたユリアン史観による小説なので、ヤンやライバルのラインハルトは贔屓され、ヤンと対立したフォーク等は不当に低く書かれているんですよ/ネタバレがあったので修正

[sds-page]

ライ麦畑も今読むと妹萌えやれやれ系主人公のラノベだよ

[n_231]

ウン十年後に見てありふれた作品だと感じるような作品は大抵名作。ヤンのキャラは時を経て立派なテンプレになってしまったなぁ。

[unfallen_castle]

これ、「ちょっとでも展開的に優遇されている主役級キャラクターは全員なろう系小説の主人公に見える病」的な現象じゃないだろうか

[Ayrtonism]

銀英伝は構想もストーリーも本当に素晴らしいのだが、それと同じくらい作者の願望がだだ洩れなので、その辺がなろう感を演出してるのかも。

[enemyoffreedom]

根源的なテンプレとしては文化英雄なのだろうし、銀英伝本編に加えて二次創作SSも多数あったので、それらもなろうの内政・軍事系テンプレの源にはなっているのだろう

[by-king]

そりゃドラゴンボール今見ても「なんてベタベタな少年マンガだ」としか思わんだろうし／だから今風の絵や演出でリメイクして今の世代が引っ掛かるかと言うと微妙だと思うんだよな。どこにでもあるじゃん。

[Matoc]

逆だ。むしろ時代が追いついたのだ

[teto2645]

なろうが古典だったって事ですね、わかります。

[Dursan]

ま、大抵その手のキャラは途中で殺しちゃうんでね、田中芳樹先生の場合。

[norinorisan42]

所謂「なろう系」が馬鹿にされるのは内容、展開が安直であるというのが大きく、安直な展開というのは王道の展開である事が多く、王道である＝なろう系と安直に結び付けて考える人が多いと面倒なことになる印象

[timetrain]

英雄譚の王道だった、ということなんだなつまり。

[aomeyuki]

演出と脚本が変わっているから、今っぽい反面、物足りないと思う。というか、説明や展開が下手なので原作に忠実に以上の意味がなくなってきた。旧アニメ版は今見ても面白いのに。