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「55歳年収750万円」が「56歳年収200万円」に…定年した自衛官を襲う「再就職先がない」という知られざる事実 給与は激減するのに、年金支給はずっと先 (4ページ目)
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「55歳年収750万円」が「56歳年収200万円」に…定年した自衛官を襲う「再就職先がない」という知られざる事実 給与は激減するのに、年金支給はずっと先 (4ページ目)
自分の価値はそんなものか… 55歳で750万円あった年収が、その翌年には200万円になる。同い年で普通の企... 自分の価値はそんなものか… 55歳で750万円あった年収が、その翌年には200万円になる。同い年で普通の企業や自治体に勤めている人間はもっともらっている。年金まではまだまだ……。これは正直、しんどい話である。 ある元自衛官はこう話す。 「退官したとき、もちろん若いころに比べれば多少の衰えはあるものの、まだまだやれると思っていました。再就職して、慣れない職場、慣れない仕事、慣れないビジネスマナーを乗り越えて、年収250万円。 退官してからはじめて気づきましたが、私は700万円程度の給与をもらうことで、『自分はそれだけの価値がある人間だ』と無意識のうちに思っていたのだと思います。それがガクンと下がったことで、『これだけ頑張っても、自分の価値はこんなものなのか……』と非常にショックを受けました」