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続くワンフレーズが浮かんでこない。 小さな広告代理店の仕事を辞めるか辞めないかで悩んでいる若い主人... 続くワンフレーズが浮かんでこない。 小さな広告代理店の仕事を辞めるか辞めないかで悩んでいる若い主人公が、故郷の海を前にして呟くフレーズ……。 気の利いたセリフを考え続けること、三時間半。 そのシーンに広がる、朧な水平線に言葉が逃げていくようで、まったく出てこない。 今日はもう切り上げるか? いわゆるプラトー状態でとぐろを巻いていても仕方がないじゃないか。 こんな時は、まずは塩気の効いたアンチョビ添えマッシュルームの石窯グリルと、喉ごしのいい生ビールだ。 と、鎌倉雪ノ下の仕事場から飛び出して、小町の蟻塚のような路地奥、馴染みの店にやってきた。 クルベル・キャン。 「酒蔵の妖精」を意味する名前の、レストランバー。 その扉を開けるたびにピートの香りを覚えて体の細胞がリラックスするが、年季の入り始めたL字のカウンターの一番端に席を取れば、艶のいいゼブラウッドのカウンターにさらに肘がしっくりくる。
2015/06/03 リンク