Blue-noise Dithered Samplingの実験をしてみた - 穴日記

これはレイトレ合宿4!?のアドベントカレンダー記事です。 Blue-noise Dithered Sampling 先日開催されたSIGGRAPH2016には私も参加しましたが、興味深いものの実装が大変そうなものから何の役に立つのかわからない技術まで様々な知見を得ることができました。 その中でも割とさくっと実装できそうで、かつ効果もありそうな発表があり、それがBlue-noise Dithered Samplingです。これは、Roll the Diceというトークの中の発表の一つで、Arnoldという有名なレイトレーシング（パストレーシング）ベースのオフライン商用レンダラを開発しているSolid Angle社による成果ということになっています。 今回は、この発表を元に適当に実装して簡単な実験をしてみました。 実装は以下に置いてあります。 github.com Blue-noise ブルー

[amagitakayosi]

パストレーシングでサンプルの初期化にブルーノイズ（点同士の距離がほぼ等しい点群）を使うといい感じにディザリングされて、少ないサンプル数でもいい結果になる、へえ〜

[gam-22]

ブルーノイズを使うとパストレーシングなどでサンプル数が少ない時には良い結果になるそう。直感的にも納得できる結果。