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『人魚の森』レビューその6 - るーみっく おーるど
『人魚の森』のレビューも早や6回。 なぜこの作品が単行本の表題作だったのか ぽつぽつと考えているので... 『人魚の森』のレビューも早や6回。 なぜこの作品が単行本の表題作だったのか ぽつぽつと考えているのですが “人(ひと)”が描かれているという点では 『笑わない』や『闘魚』よりも 読み応えがあるような気がしています。 むろん全2作もアクションがよかったり スピード感のある展開が心地よかったりしますが 『高橋留美子劇場』に続くのは 『森』かなぁ、と思うのです。 作者の本懐は、 そちらだったんではないかなぁ、 そちらだったんだろうなぁ。 おっと、前回の第5回はこちら。 真魚を大八車に括り付けて 人魚塚に向かう一行。 どうでもいいけどまた佐和婆さんが 大八車を引いてるよ……。 高齢者なのに容赦なく働かされてるな。 自分を欺くようなことがあれば 真魚の首をはねる、という登和。 まるでその台詞に反応するかのように 真魚が“ピクッ”としている。 うーん、この“ピクッ”は 真魚が意識を取り戻した、でいいん
2024/03/17 リンク