2023年12月20日文化庁「AIと著作権に関する考え方について（素案）」についての考察（1）｜知的財産・IT・人工知能・ベンチャービジネスの法律相談なら【STORIA法律事務所】

1 はじめに 2023年12月20日に文化審議会著作権分科会法制度小委員会（第5回）が開催され、そこで文化庁が「AIと著作権に関する考え方について（素案）」を公表しました（以下「素案」といいます。） 本記事では、素案のうち、まずは「（1） 学習・開発段階」について、私なりに検討をしたいと思います。 なお、2024年1月15日に文化審議会著作権分科会法制度小委員会（第5回）が開催され、そこでさらにバージョンアップされた素案が公表されますので、本記事はそれまでの暫定的な検討ということになります。 ということで、短命な？記事ですが、早めに公開することにも意味があるだろうと思い、公開します。 以下、素案を適宜分割し、引用した上で当該引用部分についてのコメントを記載していきます。また、適宜見出しを付けていきます。 2 素案についての考察 （1） 導入部分 AIと著作権に関する考え方について（素案）

[hinonono]

robots.txtは利用制限ではない。RFC 9309は"These rules are not a form of access authorization."(アクセス許可の一種ではない)と念押し。RFC違反、技術の誤用濫用をやめろ/なおProposed Standard(未承認) https://tex2e.github.io/rfc-translater/html/rfc9309.html

[strawberryhunter]

日本で著作権が認められれば、他国でも日本での創作物は著作権が認められるので、AIによる創作物の著作権を認めないなんて判断をしたら国益を損なうだけ。それにしても細かく検討されているんだな。

[misshiki]

“素案を適宜分割し、引用した上で当該引用部分についてのコメント”